ジークアクス最終話感想

以前日記でも書いたように、ガンダムジークアクスを観ていました。先日、最終話を配信で観終わったので感想。
断片的な感想というかまとめは書いて投げていたのですが、いろいろと雑だったのでもうちょっとまとめておこうと思い、それを含めて書きに来ました。
これも前にも書きましたが、アニメ版のガンダムをまともにリアルタイムで追ったのは多分SEEDシリーズで最後なので、本当に久しぶりでした。昨年だいぶ劇場版のSEEDFREEDOMの話はここでもしましたが、ガンダムの話自体久しぶりな気がします。サーセン(誰に対する謝罪なのか)。

ネタバレ感想というか、観てすぐのネタバレオンリーかつ気持ちだけの内容は追記に入れるとして、それと同時に、映画のビギニングの部分からずっと思っていて、最終話を観ても変わらなかったのがこちらの 「お前の時代は終わった」という曲でした。ボカロなので苦手な方は気を付けてください。リンク先はyoutubeです。ニコニコにもあるはず。
この曲がドストレートに似合うなあと思ってしまったのでその話も追記でしたいと思います。

そんな感じで追記に感想というかごちゃごちゃの最終話感想。

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下の話に絡んで無償のナントカ

一個下の記事(「長くなるので」云々)は本当に長くなってしまったのですが、1月に書いた結局天国ってなんでしょうねの話ですが、本当に長くなってしまったので鍵をかけておきました。「yes」ですが、わりと自由に書いているので、合わないなと思ったらブラウザバックでお願いいたします。

そんなこんなでそれとも関係ないわけではないというか、「無償の愛」と「愛は見返りを求めない」ということをプッチが全否定してから何年経ったか覚えていませんが、「無償の愛がある」という映画が去年ありましたね、と改めて思いました。
ラクス・クラインですが、これも20年越しくらいに完結した話でしたが、それと同じ感じで20年前くらいに「愛は見返りを求めない」と言ったのが結崎ひよのという誰かさんでしたね。

ここらへんどうなんでしょうね、というのをそのうち元気になったらまとめて書きたいですね、と思う部分ではある。
ジョジョの6部以降、というか8部が特に分かりやすいけれども等価交換の概念が出てきますが、有形・無形を問わず、等価交換は経済の基本ですが、愛、というものに限定したときに、愛が無形であった時に、そこに「無償の愛は存在しない」とプッチは言っていたじゃないですか。
「無償の愛は存在せず、それさえも天国への見返りでしかない」としたら、無償のものは存在しないのだとしたら、それは等価交換とは少し違うと思うから8部の話とは違うと思うのよね、という話。
ラクスの言葉で有名になったけども「必要だから愛しているのではなく、愛しているから必要なのだ」というのがあったけども、これじゃないのか、というのが一つ目。
プッチの場合はこれの正反対で「天国へのチケットとして必要だから愛しているのだ」ということだよね。

それが意識してやっているとしても無意識だとしても、という部分はプッチにとってはどうなんだろうなあと思うけども、全てあまねく無意識などということは有り得ない、くらいには「人の善性」というものというよりも人の欲求への信頼が強そうではあるなあと。
人の欲求というか、彼は自分が天国を望む以上、周りの人間も天国を望むはずだという強い発想があるんですよね、これプッチにしては不思議だと思うんですけども。そうでもないのかな。DIOが「天国」が精神的なものではなくて、真実から世界を支配して、世界を書き換えたものだって言うときに「書き換えたい」という欲求が遍くあるはずだ、というそのために「愛」を持っているはずだ、というのはなんだろうねこれ、今更考えていますがこれはプッチのすごく深い歪みのような気がしないでもない。
自分にあるものは他者にもあるはずだ、という単純な発想とは違う気がするというか……なんつーか、それを通り越して無意識だとしても「無償の愛は存在しない」と言うのだから、あらゆるすべての人間は天国に行きたいと思っていると信じているし、「運命を受け入れる覚悟を持っている者はそれで救われる」という彼なりの「天国」の創造と世界の一巡が友人との悲願を果たすことになるとしたらそれはでも発想としてはプッチの中の陥穽だよね? エンポリオに最後、というか、あそこで失敗した最大の理由はその思考回路の陥穽だと何度か小説で書いてみたのですが、上手いこと落とし込めないのでもっと考えてみたいなあと思っているのですが、あそこDIOなら失敗しなかった気がするなあと何度か言っているのはそもそも失敗もなにもプッチは気づいていない気がするけれどもDIOとプッチの考える『天国』は重なっていないよね? という。DIOはそれを別に気にしていないし、それでいいんじゃないの別に、くらいに思っていそうですが、プッチは最終的に「自分が天国に行くこと、天国を創造し、世界を一巡させること」を目指したわけで、DIOがどうこうという部分は(日記には一応記載はあったものの)抜け落ちているんですよね。DIOはそこまで分かっていたから日記の件とか教えたんじゃないかなー、という話を書いたことがあるのですが、プッチはいずれ「自分の手で」そういうことをやろうとする時がくるとそこまで分かっていたのではないかな、というか、たいていの人間は「そうなるだろ」と思っていたのではないかなあー、と思います。何だかんだいってもDIO様、人を見る目というか、ひとに対する考え方や発想はかなりの観察眼ですからね。あとわりと普通。
そうなるだろ、と思った時に「これは失敗するかもしれない」と思ったんじゃないかな、とは思う。DIOにとっての天国がなんなのかよく分からないのがほとんどの原因ですが、ほかの世界線のDIOが「真実の上書き」が能力でそれによってやろうと思ったのがあーでこーで、と考えても、じゃあそもそも一個前の日記で書いたけども「時間を止める」が能力のDIOの時点で基本世界のDIO様もそもそも承太郎のことを待っている必要はなかったわけで。

そのあたりの細かいことはいいんですが、天国へのチケット、という点で無償の愛を考えたプッチに対してDIOは何を思うんだろう、というのはありました。ダービー兄弟という「魂」という無形のものを有形にして保存できる配下を持っていたDIOにとって、まずもって有形・無形というのはあんまり意味のあるものではなかったと思いますが、それが有償・無償というふうになるとどうなんでしょうね。ていうかそうなると「神を愛するように」というその言葉自体はそのまま解釈できるわけです。「神≒天国を愛するように君のことを」「愛している」からそれでいいんだけども、やっぱりそれはプッチにとってのトロフィーとしての愛であって別段そこに愛らしきものは存在しないとはっきり分かるセリフでもあるんですよね、アレ。同時にプッチは隠れ蓑としてのと書かれていましたが神父という職業の範囲での神への愛ってのもどうなんだろうね彼。

その一方でヴァニラ・アイスやンドゥールはじゃあどうなるんでしょうね。DIOに対する愛というか。命の担保に等しい愛ですけども、それはンドゥールが分かりやすいという話をしましたけども「愛しているから必要」というそのままなんですよね、怖いというか困るんですけども。だから自害できるし、自害せざるを得ないという最期になるかと思うんですが、必要だから愛しているのではなく、愛しているから必要なため、自殺するしか方法がなかったのがンドゥールだった気がします。
それは「無償の愛」ではないのでしょうか? DIO側から見た時に特に。ンドゥールやアイスからしたらDIOに求めてしまうことがあったから否定しそうですが、それを含めてより無償と言えるのでは? と思ってしまう。
そうして「愛」という概念に「等価交換」という概念を持ってくることが出来るのだろうか、ということをダービー兄弟を見ているとさらに思います。DIO側だから余計に。
CLAMPの作品とかで流行ったし、魔術とか魔法とかいろいろ流行ったから「等価交換」の魔術的概念がいろいろと浸透して、それは「天国」でも同様? となるけども、それは違う気がしたようなしないような。もちろん8部のように明確に言われればそうなんでしょうが、ダービー兄の時の「魂を賭ける」行為は等価交換ではなかったですよね。レートを吊り上げて、賭けをどんどん進めていって、イカサマポーカーのチップを積み上げて、挑発の内容が「まだ賭けられるものがある」でホリィさんの魂でもまだだ、ということで「この場にいないけど花京院も入院してるだろ?」ということからどんどん吊り上げていくあれは、ジョセフとポルナレフの魂にも吊り合っていないし、DIOの情報を喋れ、という意味ではほんっとうに吊り合っていないワケです。もちろん、魂を賭けたポーカーゲームということ自体が詐欺みたいなもんではあるんですが、少なくとも等価交換ではない。
それはダービー弟でも同じことではあるんですよね。同じ話の繰り返しになるので割愛しますが、なんだかんだで等価交換ではない。

「魂」という不可視で無形かつ概念的なものを可視化して有形にして保存できる兄弟を知っていたDIOにとって「無償の〇〇」とか「無形の〇〇」というのはほとんど意味のないものだった気がすると上でも書きましたが、そこの〇に入るのが「愛」だとしてもそれは変わりがないと思います、という話。無償の愛とかそういう理想的なものではなくてもね。

というところから以前に書いた話でDIOが指摘しているのですが、プッチの考える「無償の愛」というのは「天国への見返りである」とするならば、それは「無償の愛」ではなくて、プッチにとっての「理想の愛」ではないのか? という。みんながそうであってほしい、そういう愛であってほしい、という「理想の愛」を求めただけの話ではないのかなあー、とは思います。その理想に何を思うかはまた別の問題ですけども。

DIOと天国の話

なんか唐突にぐだぐだ話しています。
というか「荒木飛呂彦の漫画術」「悪役の作り方」を読み返していてEoHの件、天国DIOがどうしてもまだよく分からないのと、6部以降の解釈の方法と6部自体解釈について、という話です。まとめというか単に私の考えというか、あとなんで今更ジョジョなのっていう話もしておきますね。

pixivの「その場に留まりたいのなら」を今ちょっと非公開にして書き直していて、あれサイトにも載せないと思うって話もしていたんですが、本当は本にして自分用にする予定だった、というのが一番大きかったので整理しているのですけども、あれけっこう天国と並行世界と転生のネタが大きくあって、公開している部分はギャグっぽいんですが、公開していない後半部分に行くほどディオも花京院も鬱々としだす部分がある中で、もう少し考えた方がいいな、と。
私の思考力が足りない部分が多いのもあって、そもそもどうしても天国に至る方法についてのDIOの発想についてあまり考えないようにしているんですよね……EoHは漫画術でも明確に別ストーリーで脚本を書いたと言われているのと、ゼロからプラスへの話でもあったのですが、私の個人の考えとしてEoHの天国DIOの支配とか真の目的とか天国って3部当時のDIOの考えとは別物では……? というのがどーしてもあって、小説書くときには漫画原作内の設定で考えうる範囲での「天国」とかそういうもので書いているのですが、ある種の逃げだなーという自覚があるので考えてみた。

今更ですが、私自身のジョジョ云々についてです。ジョジョ自体は知っていて、意識して真面目に本誌で読んだのはSBRが最初だったかと思います。けっこう遅い。しかもスティール・ボール・ランが週刊の時だから、どういう意識の仕方だったんだろう。ちょうどBLEACHを本誌連載で追っていた時期と連載開始が重なるのがSBRで、ブリーチの三年目くらいから連載始まったんですけども、ジョジョは6部で完結したと勝手に思っていたので、荒木先生の新連載だと思っていました、真面目に。(6部は後半さらっと本誌で読む感じでした)スティールボールランってタイトルもなんか全然違うしね、くらいに思っていたぐらいだが、これが最初に真面目に読んだジョジョのシリーズだったから、波紋もスタンドも受け入れられたのは良いのですが、良いのだけども……。

という感じでSBRのストーリーがとても面白くてそこからハマった感じでした。ただ学生時代周りにシリーズ読んでる人誰もいなかったのと、なんかなんだろう、いつものように変なところにはまり込んでいったのでずっと黙っていたままここまで来た(七里様にも黙っていたからすごいよねって言われた)。

という前提からですが、以下からほんっとうにまとまりがないので追記に折りたたみます。長いのとだいぶ冗長な点が多いのでお気を付けください。解釈違いだよというときにも石を投げないでください(チキン)

カロリーとかコストの話を急にしだすのもあってか「Cake」を聴いていました。

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新刊というかそういうののお知らせ

新刊というか私が個人的に欲しくて刷る本と、それからそれに付随しての近況のお知らせです。本の方につきましては本当に5冊くらい? 5~7冊くらい? 私も余部を含めて分からないのですが、自分用に3冊と思っているのでどのくらい出るか分からないですが、余りが出て、さらにほかにご入り用の方がいらっしゃればいつも通り差し上げますという形ですので、こちらの記事をご覧ください。

ジョジョのまとめ本を昨晩入稿しました。
B6判で400頁、18万字弱なのでまあまあ分厚い本です。背幅が2㎝くらい。1円玉くらい。
含まれる話はCP抜きが
3部のスタクル、3部のDIOとDIO側(ンドゥールさんとかアイスとか)
5部のジョルノ、ジョルノとDIO
6部を前提にしたDIOの独白(エリナさん、ジョナサン、プッチあたりを相手になんか一人で考えていたり、自分のこと一人で考えていたりする)

CPを含むものが
3部 DIO花
6部 空条夫妻、アナ徐

です。DIO花だけ後半の方にまとめてあります。サイトやpixivに載せていないでぽつぽつ自前で書いていたり、タイッツーやブルスカに最初だけ上げていた話を書き直したものも多いです。あと完全にはまとまっていない話もあります。個人的なまとめ本のためご了承ください。

表紙にどうしても使いたい紙とインクがあって、フェアが終わっていたと思っていたので来年まで我慢かな~と思っていたのですが、今年の12月末まで延長されていたので思い切って作ってしまいました。実は全体を組んだり、編集したりは終わっていて、その後に増えた話を追加していくだけだったのでどんどん話が増えていく、という中でもあったのでちょうどいい機会だったかなあと思います。

そんな感じで支払い等も終わっているので不備がなければ7月20日くらいに出る予定です。
いつも通りにイベントに出る予定がないのと、以前告知した通り、今回から通販の予定もないので、もし興味のある方がいらっしゃればメールフォーム等からご連絡ください。

ここからこの本についてと本を出すことの近況とかいろいろ。あまり明るい話ではないので追記です。

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久しぶりにコロッケ蕎麦(永斎🐰)

追記に永斎🐰の短編です。相変わらず斎藤さんがウサギなんですけども、この間こういう、サイトウウサギがコロッケ食べるの失敗する話を書いていて保存したところで目が覚めるっていうかなり明瞭な夢を見て魘されていたんですよ。明晰夢とかそういうのもあるけども、レム睡眠というか、倒れて記憶がないときに見ていた夢だったんですね。倒れること自体は月に数回あるので(月に数回でもだいぶ問題があるからいい加減にしようね)、しかしこんなふざけた夢は……と思ったけどもPCには一切保存されていなかったので書きました。

ウサギ化はいつまで続くのか、分からないけれど永倉さんも斎藤さんも平和なのでいいと思います

そんな感じで追記です。

 

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通販についてのお知らせ

今日二つ目の日記です。

現在在庫がある同人誌について
フロマージュさんに委託していましたが、すべての委託頒布が終了しました。
今後の再開予定・再版・追納予定は一切ありません。ご了承ください。
手許に永斎と斎永(現パロの♀の短い本)は数冊ずつあるため、欲しい方がいればメールフォームからご連絡いただければ無償でお譲りしますのでご連絡ください。

急ですみませんー! もともと入院や倒れたりで在庫管理できなくなるなどのことが起こったり、少し装丁が凝っていて個人で管理するには向かないものだったりするものを少部数委託していたので、基本的には無償配布しかしないできたのでご寛恕いただければと思います。
イベントにも行けないし、こっから先新しい本を作るとしても基本的に無償配布になると思います。というか自分が欲しい本を一冊作るときにロットで余剰が出た時に欲しい方がいればお譲りしますという感じになっています。いつもこんな感じなので……。

そういう感じで永斎の「雨の日」「うさぎびより」あたりと斎永の「白たぬき捕獲計画書」が1,2冊ずつ手許にあると思います。ご入用の方はご連絡ください。

お久しぶりです&頂き物

日記書くの久しぶりになっていて申し訳ありません。元気ですがふらふらしています。貯まった小話でサイト更新したいのと、あといろいろお知らせもあるので後で元気だったら書きに来ます、通販終わったっていうのまだ日記に書いてないっていうか通販終わりましたというお知らせだけです。

そんなこんなですが

まめこさんに新茶をいただきました。わーいわーい!今年もとても香りがよく、甘く、美味しくいただいております!
鎌倉のあれそれなの山なので献茶が大きな儀礼なのでとても嬉しいです!
茶碗が多くあるのはその儀礼のためです。
そういうことを抜きにしてもお茶大好きなのでいつも嬉しい……ありがとうございます!

そんな感じで日々過ごしているので、とりあえず日記は書きたいですね……(真顔)

奏章Ⅳの感想と言うよりもアショカ王の話(ネタバレ含)

奏章Ⅳ終わったのでまとめの感想を書こうと思ったのですが、思った以上にいろいろあったので、ざっとした中身の話しか書けないなこれ、という感じなのもあり、今回の奏章Ⅳで実装されたアショカ王の話をします。します。
いろんな意味でやばい奴なので(私がやばい奴という意味)、気を付けてくださいね。

完全体分の10枚は確保したから許してほしい。スト限はすり抜けもないから今引くしかないんだよ。あと星4だったから本当にいのちたすかる。

そんな話です。奏章の話やネタバレも出てくるので追記以降は注意してください。

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ガンダムの感想(今更)

とてつもなく今更ですが、今期のガンダムを見ています。映画もいろいろあってみました。びっくりした(頭の悪そうな感想)。そういう訳で映画の感想を見た時にまとめたものと3話までの感想を追記に。

機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-感想

プライベッター+に置いてあります。長いのと、ファーストとZとSEEDという偏った視聴歴がある状態で見ているのでだいぶいろいろあるね、という人が見た感想です。最近のガンダムは見ていなかったです。SEEDが最後に見たガンダムだと思う、たぶん。

追記からは3話までの感想です。アマプラで見つつBS11で録画もしています。そのくらい映画が衝撃だったんだけども……。

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