永斎の新刊2冊出すよ

FGO永倉新八×斎藤一の新刊の話です。

もう入稿も入金も完了していて、データに不備もないため、あとは刷り上がって届くのを待つだけという。怖いね。永斎三冊目なので、そろそろもうやめましょうひさめさん、と総長に言われる頃合い。

ということで二冊まとめてご紹介とご案内です。

ここから新刊の仕様やサンプル

一冊目
『雨の日』
【サイズ】 文庫(A6)
【ページ数】 146P(表紙込150P)
【印刷形式】 オンデマンド・特殊カバー付き
【発行日】 2024/5/8(予定)(納品日で早まる可能性有)
【年齢制限】 成人向け
【頒布価格】 無配

FGO永倉新八×斎藤一のまとめ本ですが、霊基異常、現パロの遺伝子操作(ふわっと)で耳と尻尾が生える程度のウサギになった斎藤さんの話を集めました。何言ってんだお前と思った方は霊基異常の方はピクシブにまとめてあります。サイトにも少しありますが余裕のある時ににまとめてHTMLにして入れておきます。
特殊カバーについて;表紙はこちらで公開予定ですが、カバーはちょっと特殊なため、届くまでのお楽しみということで(興味があってやったが私にもどうなるか分からん!可愛くなることしか分からん!)、届いてご購入の方に行き渡ったら公開します。

収録内容
『ウサギ』
カルデアの御馴染み霊基異常でウサギの耳と尻尾が生えてしまった斎藤一、恋人というか前世からの腐れ縁で何だかんだそういう関係になってしまっていた永倉新八が第一発見者兼保護者兼飼い主になり、ウサギが混じってちょっと弱ってしまったはじめちゃんのお世話をしたり遊んでやったり、ウサギだけどにゃんにゃんしたりする楽しい話をまとめました。永倉さんのウサギ斎藤への対応が死ぬ程甘い。様々なボーダーが甘やかし全振りになってしまったけど怒る時は怒る。
前作『亡羊の嘆』にも「ウサギ」という章でまとめたのですが、『亡羊の嘆』発行後に書いた「兎鍋セカンドシーズン」や予防接種される話やウサギ式の生活などをまとめました。ナニイッテンダコイツ。そのため収録内容が被っている部分があります。ご了承ください。
あと真面目に『亡羊の嘆』に兎鍋入れるの忘れていたのに気づいたので、兎鍋をまるで当たり前のようにセカンドシーズンの前に入れておきました。ファインプレー(黙れ)。

『雨の日』
表題作。webで連載していた現代パロディで遺伝子操作で人間に耳と尻尾が生えたウサギ斎藤君が捨てられたシーンから始まる新八とウサギ斎藤の生活です。ほぼ人間ですがウサギ寄りの性格をしている斎藤を拾った新八とのハートフルライフ……?ハートフル?現パロで色々あるので注意事項を列記します。

・斎藤さんの性格がだいぶマイルドというか、ゲームと違っている点がある
・軽度の虐待描写、フラッシュバック等の描写がある
・年齢操作
・現パロのため、永倉さんの兄が生きていたり、名前はないままですがモブの描写が少し多め

等をご了承ください。『雨の日』は書下ろしというか、webに上げていない部分でいつも通りのヘラヘラはじめちゃんを書いてはいるのですが、現在お読みいただける範囲がとても弱弱しい部分しかないため、性格が合わないなどがありましたら申し訳ありません。そういった場合は今回はお見送りください。

そんな感じでウサギの斎藤と戯れたり、シリアスぶったり、怒ったり、喧嘩したり、戯れたり(二回目)する新八の楽園みたいな本です。新八の楽園ははじめちゃんの楽園だからそういうことです(⌒∇⌒)

こんな感じです。

二冊目
『首を絞めて息を止めて』
【サイズ】 文庫(A6)
【ページ数】 142P(表紙込146P)
【印刷形式】 オンデマンド・特殊表紙
【発行日】 2024/5/8(予定)(納品日で早まる可能性有)
【年齢制限】 成人向け
【頒布価格】 無配

FGO永倉新八×斎藤一の『亡羊の嘆』に発行以降に書いたものをまとめた短編再録集です。
画像二枚目の目次にある通りの内容が入っています。どれも永斎。少しCP要素が薄いものから、♡喘ぎのエロまで入っているのでかなり色々入った短編集です。
短編の長さも本当に1、 2ページで終わるものから20ページくらいの中編まで入っているのでお好みでどうぞというかなんというか。基本的にwebに上げたもの中心ですが、表題の『首を絞めて息を止めて』や『羅宇』『誕生日』等、前後を追加して、長くなっていたりいなかったりするものがあります。
今回の本の永斎、特に永倉さんは、全体的に性格が悪いというか、斎藤への執着具合が歪んでいるものが多いです。前作と同じく、「前世で形だけの身体の付き合いがあって、その結果としてカルデアや現代では今度こそきちんと愛したい永倉と信じ切れなくて怖いけれど一緒にいたい斎藤」というのがあるため、そんな感じで書いているのですが(拙宅の設定です)、今回は『亡羊の嘆』と対になるような話を集めた部分があります。
どちらも表題作の『亡羊の嘆』と『首を絞めて息を止めて』では永倉の斎藤に対するスタンスや考え方が、結果は同じですがどちらかというと今回の方が永倉の執着度合いの歪みが激しい話が多いと思います。

あと表紙も黒に白一色のホワイトトナーで刷っていただく形にしていて、二冊並べて置いておくとなんか黒に銀や白の本が並んでるなー、みたいな装丁を目指しました。

だいたいこんな感じ。
どちらも成人指定のため、未成年の方の閲覧、購入お申込みはお控えください。

追記
既刊を同時にお申込みいただけます。

永斎再録集について

 

既刊『亡羊の嘆』についてはこちらの記事をご覧ください。

ここからお知らせ。細かいですがお読みいただければ助かります。

・『雨の日』につきましては、既にお申込みいただいた方には御連絡を差し上げていますと同時に、在庫のお取り置きを確約させていただいております。
・『首を絞めて息を止めて』も同時にお申込みいただく場合は『雨の日』をお申込みいただいたところからその旨御書き添えのうえ、別途ご連絡ください。

いつも通り、大変少部数で刷っています。
私が紙の永斎本が欲しいから、可愛い装丁やカッコいい装丁試したいから、というのが全面的にあるため、とても少部数です。
そういうこともあり、以前の本と同じく、事前にお申込みいただいた方に優先的に通販ページを開放いたします。お取り置きのお申込み、並びにご質問はこちらのブログ、またはHPのメールフォーム、X(旧Twitter)のDMからお申込みください。予定数に達した場合は先着で締め切らせていただき、それ以降はお断りいたします。また、『亡羊の嘆』があと2、3冊あるので一緒にお申込みいただくことも可能です。ただ、こちらは在庫が僅少のため、一緒にお申込みいただいた場合も、先着順で『亡羊の嘆』のみお断りする場合がございます。ご了承ください。

お申込み方法(ご質問も同じ手順です)
・HN、リターンアドレス、またはDMでの返信先が分かる状態でお申し込みください。

・二種類+既刊がありますので、ご希望のお品物のタイトルを御書き添えください。二冊や既刊と全ての場合も一つずつ指定して書いていただけると助かります。(一つのメッセージにまとめていただいて大丈夫です)

・XのDMの場合はスパム、明らかな他害性などがないアカウントと判断した場合には、お申し込みを受け付け、DMをいただいたアカウントにお返事いたします。また、アカウントのお名前をHNと判断させていただきます。頒布開始次第、DMからご連絡いたします。メールアドレス等でのやりとりをご希望の際は別途ご連絡ください。

・こちらのブログ・メールフォームからのお申込みの場合はHN、リターンアドレス、取り置きが必要なお品物のタイトルをご記入ください。こちらから折り返しメールを送信いたします。

長くなってしまいましたが、ご確認ください。
既刊の頒布の時、こまごました部分での行き違いなどがありましたので、かなり細かくなってしまいましたが記載させていただきました。
大体は「これ欲しいから取り置きしておいて」とお名前とリターンアドレス、またはご連絡を行えるアカウントをご記入いただければ大丈夫です。
お申し込みもご質問もお気軽にお申し付けください。

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永斎の新刊2冊出すよ

はい。自分でも狂気を感じますが、永斎の新刊を2冊出します。FGOの永倉新八×斎藤一。いつも通りです。
もう入稿も入金も完了していて、データに不備もないため、あとは刷り上がって届くのを待つだけという。怖いね。永斎三冊目なので、そろそろもうやめましょうひさめさん、と総長に言われる頃合い。

ということで二冊まとめてご紹介とご案内ですが、こちらもいつも通り、印刷所様に表紙のデザインを一任しているため、データが届き次第こちらの記事に追記します。あとXにも忘れていなければ流します。

ここから新刊の仕様やサンプル

一冊目
『雨の日』
【サイズ】 文庫(A6)
【ページ数】 146P(表紙込150P)
【印刷形式】 オンデマンド・特殊カバー付き
【発行日】 2024/5/8(予定)(納品日で早まる可能性有)
【年齢制限】 成人向け
【頒布価格】 無配

FGO永倉新八×斎藤一のまとめ本ですが、霊基異常、現パロの遺伝子操作(ふわっと)で耳と尻尾が生える程度のウサギになった斎藤さんの話を集めました。何言ってんだお前と思った方は霊基異常の方はピクシブにまとめてあります。サイトにも少しありますが余裕のある時ににまとめてHTMLにして入れておきます。
特殊カバーについて;表紙はこちらで公開予定ですが、カバーはちょっと特殊なため、届くまでのお楽しみということで(興味があってやったが私にもどうなるか分からん!可愛くなることしか分からん!)、届いてご購入の方に行き渡ったら公開します。

収録内容
『ウサギ』
カルデアの御馴染み霊基異常でウサギの耳と尻尾が生えてしまった斎藤一、恋人というか前世からの腐れ縁で何だかんだそういう関係になってしまっていた永倉新八が第一発見者兼保護者兼飼い主になり、ウサギが混じってちょっと弱ってしまったはじめちゃんのお世話をしたり遊んでやったり、ウサギだけどにゃんにゃんしたりする楽しい話をまとめました。永倉さんのウサギ斎藤への対応が死ぬ程甘い。様々なボーダーが甘やかし全振りになってしまったけど怒る時は怒る。
前作『亡羊の嘆』にも「ウサギ」という章でまとめたのですが、『亡羊の嘆』発行後に書いた「兎鍋セカンドシーズン」や予防接種される話やウサギ式の生活などをまとめました。ナニイッテンダコイツ。そのため収録内容が被っている部分があります。ご了承ください。
あと真面目に『亡羊の嘆』に兎鍋入れるの忘れていたのに気づいたので、兎鍋をまるで当たり前のようにセカンドシーズンの前に入れておきました。ファインプレー(黙れ)。

『雨の日』
表題作。webで連載していた現代パロディで遺伝子操作で人間に耳と尻尾が生えたウサギ斎藤君が捨てられたシーンから始まる新八とウサギ斎藤の生活です。ほぼ人間ですがウサギ寄りの性格をしている斎藤を拾った新八とのハートフルライフ……?ハートフル?現パロで色々あるので注意事項を列記します。

・斎藤さんの性格がだいぶマイルドというか、ゲームと違っている点がある
・軽度の虐待描写、フラッシュバック等の描写がある
・年齢操作
・現パロのため、永倉さんの兄が生きていたり、名前はないままですがモブの描写が少し多め

等をご了承ください。『雨の日』は書下ろしというか、webに上げていない部分でいつも通りのヘラヘラはじめちゃんを書いてはいるのですが、現在お読みいただける範囲がとても弱弱しい部分しかないため、性格が合わないなどがありましたら申し訳ありません。そういった場合は今回はお見送りください。

そんな感じでウサギの斎藤と戯れたり、シリアスぶったり、怒ったり、喧嘩したり、戯れたり(二回目)する新八の楽園みたいな本です。新八の楽園ははじめちゃんの楽園だからそういうことです(⌒∇⌒)

こんな感じです。

二冊目
『首を絞めて息を止めて』
【サイズ】 文庫(A6)
【ページ数】 142P(表紙込146P)
【印刷形式】 オンデマンド・特殊表紙
【発行日】 2024/5/8(予定)(納品日で早まる可能性有)
【年齢制限】 成人向け
【頒布価格】 無配

FGO永倉新八×斎藤一の『亡羊の嘆』に発行以降に書いたものをまとめた短編再録集です。
画像二枚目の目次にある通りの内容が入っています。どれも永斎。少しCP要素が薄いものから、♡喘ぎのエロまで入っているのでかなり色々入った短編集です。
短編の長さも本当に1、 2ページで終わるものから20ページくらいの中編まで入っているのでお好みでどうぞというかなんというか。基本的にwebに上げたもの中心ですが、表題の『首を絞めて息を止めて』や『羅宇』『誕生日』等、前後を追加して、長くなっていたりいなかったりするものがあります。
今回の本の永斎、特に永倉さんは、全体的に性格が悪いというか、斎藤への執着具合が歪んでいるものが多いです。前作と同じく、「前世で形だけの身体の付き合いがあって、その結果としてカルデアや現代では今度こそきちんと愛したい永倉と信じ切れなくて怖いけれど一緒にいたい斎藤」というのがあるため、そんな感じで書いているのですが(拙宅の設定です)、今回は『亡羊の嘆』と対になるような話を集めた部分があります。
どちらも表題作の『亡羊の嘆』と『首を絞めて息を止めて』では永倉の斎藤に対するスタンスや考え方が、結果は同じですがどちらかというと今回の方が永倉の執着度合いの歪みが激しい話が多いと思います。

あと表紙も黒に白一色のホワイトトナーで刷っていただく形にしていて、二冊並べて置いておくとなんか黒に銀や白の本が並んでるなー、みたいな装丁を目指しました。

だいたいこんな感じ。
どちらも成人指定のため、未成年の方の閲覧、購入お申込みはお控えください。

ここからお知らせ。細かいですがお読みいただければ助かります。

・『雨の日』につきましては、既にお申込みいただいた方には御連絡を差し上げていますと同時に、在庫のお取り置きを確約させていただいております。
・『首を絞めて息を止めて』も同時にお申込みいただく場合は『雨の日』をお申込みいただいたところからその旨御書き添えのうえ、別途ご連絡ください。

いつも通り、大変少部数で刷っています。
私が紙の永斎本が欲しいから、可愛い装丁やカッコいい装丁試したいから、というのが全面的にあるため、とても少部数です。
そういうこともあり、以前の本と同じく、事前にお申込みいただいた方に優先的に通販ページを開放いたします。お取り置きのお申込み、並びにご質問はこちらのブログ、またはHPのメールフォーム、X(旧Twitter)のDMからお申込みください。予定数に達した場合は先着で締め切らせていただき、それ以降はお断りいたします。また、『亡羊の嘆』があと2、3冊あるので一緒にお申込みいただくことも可能です。ただ、こちらは在庫が僅少のため、一緒にお申込みいただいた場合も、先着順で『亡羊の嘆』のみお断りする場合がございます。ご了承ください。

お申込み方法(ご質問も同じ手順です)
・HN、リターンアドレス、またはDMでの返信先が分かる状態でお申し込みください。

・二種類+既刊がありますので、ご希望のお品物のタイトルを御書き添えください。二冊や既刊と全ての場合も一つずつ指定して書いていただけると助かります。(一つのメッセージにまとめていただいて大丈夫です)

・XのDMの場合はスパム、明らかな他害性などがないアカウントと判断した場合には、お申し込みを受け付け、DMをいただいたアカウントにお返事いたします。また、アカウントのお名前をHNと判断させていただきます。頒布開始次第、DMからご連絡いたします。メールアドレス等でのやりとりをご希望の際は別途ご連絡ください。

・こちらのブログ・メールフォームからのお申込みの場合はHN、リターンアドレス、取り置きが必要なお品物のタイトルをご記入ください。こちらから折り返しメールを送信いたします。

ブログからご連絡をいただく場合の注意
前回の頒布時、ブログコメントに直接ご記入いただいた方が多かったのですが、コメント欄にメールアドレスをご記入いただきますと、WPの仕様上、公開される可能性がございます(現在、コメントの公開、非公開については自動ではなく管理者である私の承認制ですので、そういったコメントは現在も非公開コメントになっております)。
そのため、メールアドレス等の個人情報を含みますので、ブログ個別記事のコメント欄ではなく、「サイトの感想・不具合等お気軽に。」と書いてあるブログ付属のフォームよりご連絡ください。PCブラウザの場合は画面の左側にあり、スマートフォンで閲覧の場合はページの上に三本線のメニューバーがありますので、そちらを開いていただくと出てきます。
そちらのフォームにご希望の本、HN、リターンアドレスをご記入いただくと安全かと思います。

長くなってしまいましたが、ご確認ください。
既刊の頒布の時、こまごました部分での行き違いなどがありましたので、かなり細かくなってしまいましたが記載させていただきました。
大体は「これ欲しいから取り置きしておいて」とお名前とリターンアドレス、またはご連絡を行えるアカウントをご記入いただければ大丈夫です。
お申し込みもご質問もお気軽にお申し付けください。

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東国の戦国争乱と織豊政権

半分くらいまで読んだ感想。細かいところ。
まずは通年売ってくれないかなというのがありました。シリーズで通史にするから前の本持ってないと微妙に分からなくなって、全部のシリーズをまとめて売ってくれないかな上杉博物館、と思った。専門家じゃないから「ご存知の通り」的な話についていけない悲しみ。単純にお前が馬鹿だから?そうだね、わりといつも通り!

それはいいのですが、まだ全体を通して読んでいないので、細かな部分のざっくりとした感想。というか書ける部分がやっぱり地元の寺や神社の権力と、一般庶民の生活の部分が大きいですね。
東国は何だかんだ前書きにもありましたが蝦夷というかそれなりに荒れた土地、京や奈良の都に比べて野蛮的な解釈がないでもないのですが、鎌倉幕府、関東管領などからそれなりに広大な土地もそうだし、プラスしてそれなりに文化的に発展していたから余計面倒だった部分はあるよね、というか。
その分、撰銭とかもろにやらかしているのがその土地や地方でそれぞれ違うから、一つの通貨や桝などの大きさ、そういったところから整えていこうとしないと全域の掌握は無理なんですよね。そうなると北条も今川も上杉も武田も死ぬほど苦労するし、戦の他に各地からの租税やそういったところを理解しないとそれぞれ民というよりは土地が着いてこない、というのは難しい問題点だなあと感じました。
だから、結城氏の「結城氏新法度」の部分はコラムまで面白かったです(54P 二-1「頻発する紛争」あたりから)。東国でもこういった法度、全国的には、というか歴史的には「御成敗式目」などが有名ですがこういったものは東国でも伊達、武田なども作っているんですよねぇ……紛争の内容も撰銭から商売、酒の席の件まで、武士も領民も訴え出方から何まできっちり制度化する、この制度化するという部分が戦国時代が「戦国」とついてもどうやって治めていくかの過渡期ではあったというか、過渡期というよりここが基礎になった部分は大きいような気がします。

あと個人的に。
・相模一宮寒川神社。ここは当たり前のようにあるけれど、当たり前のように難しい神社なんだよなぁと改めて思った。米沢上杉にも蘇民将来のモチーフとして五芒星は残っていますが、何だろうね、どちらかというと一宮でありながら東国、それも渡来の方向性が違う神社の可能性が高いというのはどこかで指摘されていますね。シベリヤ系かアラビア系、とにかくそっちの方向の発音に近いのですよね。アラビア語かペルシア系の発音に近いものが多かった記憶。アラビア語と古代アラビア語とペルシア語は共通点が多いので省略しますが、古代アラビア語とアラビア語を分けて考えるの疲れたから放置

・曹洞宗の発展。この部分ですが、この本だけだと「ほー」みたいな内容になるのですが、道元は特に経済的なことを意識しなかったので発展しなかったというよりはそこまで権力的な加護を受けられなかったんですね。門徒が少ないからそもそも受けなくても十分なくらいの宗教集団だったのもありますが。現世利益的なものをあまり深く考えなかったのもありますが。高野や比叡には劣るのですよね、禅宗がいくら好まれてもやはり「これ」というのがないので。で、本の中でも語られましたが瑩山の頃にいろいろ工夫して民衆受けのするものを作っていくわけですが、別に両祖として対立等は一切ないものの、未だに永平寺と総持寺ではイメージが違いますね。山奥か否かもそれはあるのですが、どちらも本山として寺によってはどちらの宗紋(家紋みたいに使うもの)を使うところも多いですが、単純明快に総持寺の方が町場から行きやすいし観光客が多い。永平寺は行こうと思って次の日いける場所にはないのとどちらかというと観光には力をいれていないかな、という感じ。それでも権力的な加護を受けるには臨済宗にも及ばなかったんですけどね!結果的に生き残ったからいいんじゃないかな(ルシフェル)。

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サイト改装

お知らせです。
サイトの改装作業を行っています。

だいぶ遅くなってしまいましたが、今まで設置してた「clap」の項目ですが、使用していたweb拍手のサイトがhttpsに対応しておらず、今後の接続に不安がある、ということで、こちらを順次「Wavebox」に置換しています。
https://wavebox.me/wave/bq9atcc51swwblty/

こんな感じのところなのですが、今までの拍手と同じように絵文字のボタンを押していただくだけで応援していただけるのと、今まで通り、匿名でコメント等をお送りいただけます。感想等を送っていただいたり、今まで通りリンク切れ等のお知らせにもお使いください。
今のところ、トップページや各ジャンルのトップページ、また、企画ページ等、比較的階層が上位で、かつ見えやすい場所のみですが、「Wavebox」に置換しました。
各話になると数が膨大すぎてちょっと時間はかかるのですが、順次置き換えていこうと思っています。お待ちください。

サイト運営にあたっていろいろと見辛い部分が出てきているなー、というのはありまして、WPを私はブログとして使っているので余計にそうなるかなあというのはあるのですが、現在のページ表記だとスマートフォンからなどは見辛い部分もあるかと思っておりまして、そのあたりも検討中です。対応が遅いんですが……基本的にはPCブラウザで閲覧することを主にしたサイトなのですが、いろいろと考えていきたいと思います。

改装で大きなページ移動などの予定はないのですが、とりあえずは「Wavebox」への置き換え作業をちょこちょこ行っていきますので、またこちらからいろいろいただければ嬉しいです。

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白たぬき捕獲計画書について

白たぬき捕獲計画書について
斎藤一×永倉新八(女体化)現パロまとめ本についてお願いと諸注意
まず最初に、アンケートから10か20刷ればいいかなあ、というのがあり、お申込みいただいた数で製作します。そのため限界点あります。というところですがだいたい普段の倍くらいで発注したのでたぶん大丈夫です。もし再版などが必要になっても2回くらいまでは行けると思います。印刷所様が良心的でした。

https://privatter.net/p/10806093 (白たぬきまとめ)

これについて

・計画段階です。どうなるかは分かりませんが下記をご覧ください
・永倉新八受女体化かつ現パロなので苦手な方はお見送りください
・クオリティは努力しますがオンデマンドです
・繰り返しますが特殊設定、特殊パロです(永倉新八女体化で現パロです、かなり地雷の方も多いと思います)
・2月某日に書き始めた「現パロ永倉新八(女)に白たぬき煽りを始める小学生斎藤一の年の差5歳」の二人が結婚するまでの本になります
・ほぼwebで公開しているものに結婚後のおまけの書き下ろしがつく予定です
・A5二段で40頁くらい、お代をいただくとして、無配か100~300円くらいではないかと思っています
・表紙についても個人的に白のエンボスアラレ紙に文字だけとかそういう馬鹿っぽい表紙にしたいのもあり、可愛さなどはないかもしれません。ひどくこざっぱりしている本です
追記:表紙画像をX(旧Twitter)に掲載しました

価格について
ほぼノープランです。いつも通り
無配でもいいレベルの本なのですが原価と送料だけ頂戴するかもしれません。
追記:現在の所、無配で2回くらいは再版できる計算なので送料込み無配の予定です
匿名配送だと確実に送料が発生するため、レターパックを利用予定ですが、匿名配送もご利用いただけます。

だいたいこのような感じになっています。
原稿はほぼ完成していて、あとは書下ろしを少しと段組みなどの調整を行う予定です。
そこでお願いなのですが
・欲しいよという方はDMかメール(プロフ欄のサイトなどに付随しています)などから御記名のうえご連絡ください(HNで大丈夫です。リプなどだと誤認防止のため)
・このブログ記事のコメント欄からご連絡いただく場合はHNとリターンアドレスをご記入ください。個人情報保護等からコメントだけだとHN、リターンアドレスは入力されません
・ブログ付属のコメントフォームには、よろしければリターンアドレスをご入力いただいうえで、御記名ください(コメントの他にリターンアドレスとお名前の記入欄があります。ブラウザだと横、スマートフォンだと一番上のメニューバー(三本線)から開けます)。
・価格については真面目に分からないので(イベントに参加予定は0です)、何かあればご連絡ください

そのほか
・部分的にネタをお借りしていた方から許可を頂きました。ありがとうございました。クレジット表記を行わせていただきます。重ね重ねありがとうございます
・白たぬきの最初の拙作と段々設定が変わっている部分はまとめをご覧ください
・貼ってあるURLでほぼ全編読めるため、あまり本にしても代り映えはありませんがご確認ください
・最初にも書きましたが滅茶苦茶に予定は未定の本です。仕事がひと段落したら、くらいなので皆様もふんわりお考え下さい

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永斎再録集作ったよ

はい。タイトルそのままですが永斎再録本作りました。出来ました。お配りしました。ヤッタネ!
そういう訳で作った感想というかそれ以前にまともな写真が一枚もなくてちょっと撮ってみたけど現代のスマホでこれしか取れないならそろそろどんなに高性能なカメラでもあきらめた方がいいという写真しか撮れませんでした。

最初にお詫びチックなことを申し上げますと、その当時のノリとテンションのままで再録したのもあり誤字脱字チェックはしているのですが記号の後の空白や、英数字の縦横揃えるとかそういうのを全く意識していません。申し訳ありません……空白があったり揃っていたりするところはきちんとそうなっていたりいなかったりするのですが、文法的な部分は全カットして作りました。ごめんなさい。今は反省している。

そんな本がこちら(撮影協力・ヌオー)

表紙・裏表紙までちゃんと銀箔なんですよ。全面箔押。やってみたかったのですが、黒の極厚上質紙なので少し柔らかいから中の本文がめくりにくいかもしれません。
箔の剥がれはおそらく大丈夫ですが、カバーなど掛けて頂けるといいかもしれないです。マットPP掛けてあるのですが、ちょっとした湿気や汚れに弱いかもしれない。

背幅。2mmないくらい。背幅までしっかり箔が入っていて良かったです。
背の部分もかっちり作って頂いたのでけっこう安心して読めるかなと(300頁超だからちょっと気になっていた)。背割れとかは気にしていないのですが、なんとなくばらけたりとかは出ないようになっているとおもいます。

遊び紙。ちらっと下のタイトルが透けて見える程度の紙を採用。目的通りになったので嬉しかった。その分ちょっと薄いんですが。

その他
もうちょっと空白ページ入れても良かったかなあと思ったのですが(前書きや目次、後書や奥付がぎちぎちだったのと、本文の間にも入れたかったかな、とか)、頁数がどんどん増していったのでぎちぎちにしました。
文字の方も9ptだからまあまあ大きめにしたのですが、行間や字間を詰められるところまで詰めた感じではあったので、もっとゆったりの方がいいのかなと思ったり、自分で読むにはこのくらい詰まっていた方がいいなあと思ったり。

到着のご連絡を頂いており、あともう少しだけあるのでもし欲しい方がいればご連絡ください(HNとメールアドレスかDMなど連絡可能な手段を付けてご連絡ください)。

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永斎再録集について

FGO永倉新八×斎藤一の再録集の入稿が完了しました。3月15日発行予定です。早まった場合はそんな感じの緩い本です。入稿も原稿の印刷所様での確認も終わっているため、天変地異とか起こらない限りは出ます。
以前から、こちらのHPのブログ、昨年利用していたXアカウント、現在使用しているXアカウント等でのお申込みありがとうございました。お取り置きは確実に行いますのでご安心ください。
追記:2024/02/26 午前5時、一旦受付を停止します。ありがとうございました。乱丁落丁等の対応を鑑みつつ、配布が終わり次第、残部があればまた検討いたします。
ということでそんな感じで発行予定の本の説明
追記2024/04/04 再配布を一時的に募集いたします。

【タイトル】『亡羊の嘆』
【成人指定有】18歳未満の方はご遠慮ください
【ページ数】本文332頁 (表紙裏表紙込336頁)
【頒布価格】無料配布
本文サンプル

という感じ。表紙画像が白黒ですが、白い部分が銀色の箔になります。裏表紙も銀箔。マットPP加工を施していますが、結構キラキラしているはずです。

本文・内容についての注意

「ウサギ」
くろわし様(@SchwarzerAdler)(X・旧Twitter)と設定を共有しておりました。共有部分を外し、自作部分のみ掲載しております。改めて御礼を申し上げます。
掲載につきましてご快諾いただき、ありがとうございました。

「もう一回」
「かぜをひいたひ」
永倉新八実装以前に書いたものを改稿いたしました。

「観月譚」
「私の中の空白」
「あいしかたをわすれた」
同タイトルの永倉新八実装以前に発行した同人誌を改稿しております。(「観月譚」は表題作だったため記載しています)

実装前に書いた小説の改稿もあるため、キャラクターの雰囲気の違い等、ご了承ください。

というのを本文前書きにも書いているのですが(開始ページなどもう少し詳しいです)、実装前から永倉さんに狂っていた妖怪か何かということでご了承下さい。
これでもいいかなという方はHN、メールアドレスやX、pixivアカウント等のご連絡が可能な手段を添えてお申し付けください。上記の通りあと5部くらいなのですが、上限に達した時点で締め切らせていただきます(シークレット配布を利用します)。すみません、無料配布なので限界があることをご承知おきください。

ここからは既にお申込みいただいた方、お申込みをご検討いただいている方へのご相談&お願い

シークレット頒布(パスワード等で配布ページを管理する形)を取るため、納品・検品が完了次第、パスワードをお知らせする予定です。ご連絡いたします。
シークレット頒布の利用が簡便な点から「ピコ通販」という自家通販サイトを利用予定なのですが(BOOTHより簡単に様々な設定が出来るため)、以下の点についてご相談させてください。

送料・手数料について
・匿名配送にすると送料が370円固定でご負担いただく形になる(ヤマト運輸様の匿名配送)(送料を一律から変更できない)
・ピコ通販で370円ご負担いただくと、サイトの支払い性質上、100円の利用料が上乗せされる
・発送通知や受取確認等も匿名でご利用いただけます。
ということで匿名配送を利用すると470円ご負担いただく形になるのです……

・レターパックライトもしくはレターパック利用の場合、匿名ではないがサイト利用料の100円の負担がかかるかもしれない(ちょっと分からないのですね、完全代行の場合でしか完全無料に出来ないため、発送をサークルが行う場合も利用料掛かるのかなという感じで……)
・レタパについてはこちらで準備しますので、おそらく100円ご負担いただくのと匿名ではありませんが、発送通知や受取確認等はご利用いただけます。

ということになります。
サイトの設定の切り替えが必要なため、匿名をご希望の方、匿名ではなくレターパックでも可能な方で二段階に分けさせていただく形にするのが一番確実なのではないかと思うので、ご注文時にはレターパックに設定させて頂きますので、匿名配送をご希望の方は大変お手数ですが別途ご連絡ください。

私のめっちゃ個人的なアレなんですが、昨年の実装以前からまとめを出すと言って半年近くお待たせしていること、以前発行したものの改稿を含むこと、永倉新八実装以前に書いていたものを実装以後に改稿したものを含むことなどから、以前の個人誌をお持ちの方、ご購入いただいた方に損なことがないように、今回の本でも実装前のものを改稿したものと実装後のイメージが違った場合に申し訳がないため、無料配布にしているのに、送料や手数料がかかりそうで申し訳ありません( ;∀;)
あとこれが一番の理由なんですが、「うるせー!私が永斎の本欲しい、私の考えた装丁で欲しい、私じゃなくてもいいから永斎の本をくれ!それなら私が欲しい装丁の永斎を作る、永倉さんの白銀と鉢金で箔押しして、全面的に箔押しして作る、黙れ私!これが永斎の本だ!」という狂った発想で作った本なので無料配布です。永斎くれ(ヤバい奴)。
そんなこんななのですが、上記の通り、匿名配送をご希望の方は別途ご連絡ください。

それから追加なのですが、永倉さん実装前に書いたイマジナリー永倉さんの個人誌
「観月譚」(短編再録)、「あいしかたをわすれた」(現パロ)
の二冊につきまして、在庫が僅かばかり残っていますので、一緒にという方はお申し付けください。こちらはお代を頂戴しておりましたので、公平を期すため、代金が発生いたします。ご了承下さい。あとイマジナリーです。
イマジナリー永倉さん
「はじめ」呼び。「土方さん」と言う。目が死んでる。活気がないわりにはじめちゃんへの執着心は強い。
全体的にやる気がなさそう。
永倉さん実装前の斎藤君
「永倉さん」呼び。永倉さんに敬語を使う。すぐ捕まるし泣き出すし彼女に捨てられるアホの子(これは今も変わらない)

だいたいそんな感じです。いろいろ申し訳ありません。

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米沢上杉博物館特別展「戦国武将、手紙を書く」

追記:こちらの冒頭でお願いしていた方とご連絡が付きましたので削除いたしました。お手数をおかけし、申し訳ありませんでした。

行ってきました!午後からだーっと行って二時間位眺めてきました。
米沢上杉博物館の特別展、上杉家文書公開「戦国武将、手紙を書く」、ということで、書状中心の特別展です。

ですが、久々に行ったのでまずは常設展、常設の展示入れ替え品などの感想から。
・いつ見ても洛中洛外図(複製)がすごいのと、洛中洛外に入れる液晶パネルが置いてあって進化しとる。好きな場所「政治」「信仰」「西」「東」などを選んでそこを拡大したり、そこの詳細説明を読んだりできるんですね。便利だ。
・「政治」で二条城や北政所様の場面を見たり詳しい説明を読んだり楽しかったです。
・展示入れ替え品の一つが、複製でしたが「上杉氏と伊達氏」の部分で、輝宗様の書状が二点ほど出ていました。複製ですが、政宗公ではなく輝宗様の書状は珍しいかもしれない。
・そして!今回期間入れ替えの展示品が「戊辰戦争」でした!ナイスタイミング!
・明治一年~二年、要するに大政奉還後すぐに降伏したけど奥羽越の色々があった時の機密文書でした。機密というのは長州や薩摩に反抗するにあたっての東北内部での約定や細かい決め事などを公にせずまとめておいて周りと共有するために年月日ごとにきっちりまとめている文書という、かなり貴重なものなのですが、「上杉『家』文書」ではなく、「上杉文書」の方に含まれるため、欠損や失落が多いのが少し残念でした。でも、大政奉還後の戊辰戦争に至るまで、東北各藩がどのように連携を取ろうとしたかが分かる貴重な史料でした。
・薩長と戦争する気満々じゃないかよ……

・常設展のお鷹ポッポ、いつみてもやはり「蘇民将来」の彫り物が気になるのよね。
・五芒星、あくまで五芒星なんですよ……。神武東征とかスサノヲというよりは蘇民将来は土着信仰とそれらが混ざったと考えるべきだと思いますが、なぜ五芒星なのか。星信仰の名残だと思うんだけど資料が少なすぎる……

・はい。常設展示会場の方で、なぜか「書状折り畳み体験コーナー」が設置(謎)
・竪紙と折紙を自由に折れたのですが、これが中々に難しい。紙が少し硬いわりにすべりはないので、特に封書にする方がうまく畳めないためにこんな雑な書状みたいな悲劇が……

ということで特別展です。

・大まかな感想の前に、ここから書くのもそうなんですが、全体的に「一次的な知識はあるよね?」という説明内容が多く、分かんない人の方が多いのでは…?という説明がありました。空いてるからね、その辺はすぐ座っていらっしゃる学芸員さんに聞けばいいんだけどもね。
・例えば、「花押か朱印」を押すと丁寧と、「脇付けの有無」で礼の軽重に差と言われても、私は辛うじて分かるんだが花押や朱印がなんであるか、花押と朱印の違いは?脇付けって?というところは説明した方が一般的には分かるよ。

などと言いつつ特別展

・やっぱりというか当たり前ですが、上杉家からの書状よりも上杉家への書状、もしくは米沢上杉への他から(越後など)の書状が多いため、景勝様よりも北条氏や武田氏、伊達氏からの書状が多め。その分謙信公の書状は多い(米沢に普段はいないから)

・北条氏から謙信への書状。「山内殿」を使いつつ、紙や折り方、脇付けを使い分けるあたりが多く、プライドを感じたのと、説明文に「謙信が不快感を示している点はなかった」とあり、ここもちょっと説明不足かな、と思いましたが、謙信は北条氏が「自分たちが譲ったがあくまで立場は対等、山内殿とは呼ぶけどね」という立場を示しても特段不快に思わず受け容れていたことが分かる貴重な史料だと思います。
・「武田来るから後詰」的な話が多くて信玄入道さぁ……

・伊達氏から謙信、景勝への書状。かなり丁寧な内容が多いものの、片倉と政宗公で同じ書面を書きながら(内容もほぼ一致)、書く内容の順番や行の入れ替えを行い、あくまで片倉景綱は「部下ですよ」の立場を崩さず、政宗公は「ある程度立場がありますよ」という態度なのが面白い。ただ、政宗公の花押も署名も、というか書状の書き方からして崩し過ぎてちょっと舐めてんのかとは思った(舐めてるからこその内容ですね)

・謙信から景勝、景勝から謙信、景虎署名での書状。大体が戦関係なのは仕方ないものの……景勝を認めての内容であったり、現役なのもあり「景虎」の署名と花押を用いるものが多かった印象です。景虎署名で「武田(主に晴信)が動いたため、今すぐこちらに戻れ」という内容に景勝だけでなく何名かの連名をつけ、その後文を〆てから、後書としてずっといろいろ書いているのはちょっとワロタ。
・景勝から景虎様ごめんなさいの手紙多めな印象

・武田氏から上杉氏への書状。勝頼様になってからの書状中心。晴信と景虎の書状は越後にあるんですかね、やっぱり。
・勝頼様が今までの武田の態度から一変「新酒が出来たので送ります(夏酒送ります)」とか「美味しいものが取れたから送ります」とか、これ、俗に言うパワハラでは……?という内容で勝頼様……偉大な父を持つと苦労するんだよ、分かれよ晴信……となった。

・全体のコンセプト
・紙の折り方、選び方、書状の内容(花押や脇付け、最後の一文(恐々謹言など))により、どれくらいの礼を持っているか、位やそれぞれの差を表している部分に着目した面白い展示でした。結果的に常設展の方で出来る書状の折り方体験コーナーが輝く。
・上杉家文書の中でも書状一点で特化しても、大体の豊織から戦国末期、江戸幕府樹立までの流れを追えるあたり、やはり史料の点数が多い。

その他

ミュージアムショップで「不躾ながら目録などの販売はありますか?(探したけどなかった)」と聞いたところ
「パンフレットや目録は作らなかったんですが、ポスターいっぱいあるので持っていってください!」と元気に言われて、下のチラシの大判ポスターもらった。
これ絶対刷りすぎたよね!?注文ロット間違えたの!?市役所とかに貼るやつだよね!?となりながらもらってきてしまった。欲しい人いるのかな……

まあ食べるよね(伝国のもりに行ったらまあ食べるよね、米沢だし)

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再録集発行について

再録集の発行について、計画を昨年12月から行っているにも関わらず、発行時期が遅くなっていることを改めてお詫び申し上げます。
順調にさえいけば、4月~5月に発行できるだろう、という目途が立ちまして、そのお詫びとご連絡に参りました。
無料配布の本のため、お待たせしてしまうことをご了承いただいていた部分は多分にあるのですが、以前のアカウントでご連絡頂いた方によっては半年近く経ってしまっていることもあり、改めてお詫び申し上げます。
また、当初予定では3月としていたのですが、そちらも遅延が生じ、申し訳ありません。

ご連絡頂いている方でご覧になっている方、また興味がありご覧になっている方でもそうですが、発送準備が完了するまでDM等以外のご連絡先・個人情報は頂戴しておりませんので、そちらについての管理は全く問題ございません。ご安心ください。
無料配布についての詳しいご説明は追記に入れておきます。(以前流したふせったーと同一の内容になります)

今のところ、原稿は完成しており、入稿後の完成品の受取・検品・発送が一律に行えない可能性が高く、行っていない状態となります。大変申し訳ありません。
無料配布であることを鑑み、何かあれば全文をweb上で公開することも検討していますので、ご寛恕ください。
今のところは
文庫サイズ 312ページ(表紙裏表紙込みで316頁)
検討中の印刷所様 しまや出版様
にて、表紙を箔押しにしたいなー、と考えています。具体的にプランを練ることが出来ているのに本当に申し訳ありません。

さらっとだけ書くと手術の見込みがありまして、大変申し訳ありません。当人は元気なので気にしないで気長に待っていただければ幸いです。
免疫系と脳外科系とと重複していた既往の疾患で薬がちょっと合わなくて、そのまま治療法も合わなくて、場合によっては切るしかないかも的なアレなので、場合によっては程度なので、今のところは大丈夫なのと、切ったら切ったで2週間くらいで帰れると思うので、そんなには心配ないんですが、本は出せてください、お願いしますというか出します!

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保護中: 刀剣類の私見

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