天津飯

お腹がすいたので天津飯を作りました。
たまごふわふわにできました。美味しい。
天津飯というと、どうしても研究をしていたころの合宿を思い出します。
何キロも自転車でとばし、一日かけて川の水質調査をして、そのあとで深夜まで天体観測という無茶なのか無茶じゃないのか分からない(体は悲鳴を上げていたので、多分無茶だったのでしょう)合宿を毎年敢行していました。水質調査の代わりに蝶を追いかけたこともあります。その時は必死にやっていたのですが、今考えるとよく分からんです。学んだことは大いにありましたが。
まあ、でも、何と言っても、合宿の合間に書いた研究のレポートの方が地獄だったのですが;私のは、合宿と関係ある時もない時もある研究でした。
合宿と言っても、少人数かつ一泊のイベントのようなものです。自然と夕飯は外で食べることになります。(今は、合宿なのに誰も「ご飯作ろう!」と言わなかったことにつっこみたいのは内緒です)
車がある時は、少し離れたファミレスとかにも行けますが、それこそ水質調査などで全員自転車の時は、歩いて行けるところになるのが常でした。
それで二年目だかに行ったのが中華屋さんでした。
何食べる?とかラーメンがいいとか、いろいろ言い合っているうちに、先輩がメニューを指さして私に一言。
「これ、なんて読むんだ?」
「え、天津飯ですよ」
「テンシンハン…?」
博識な先輩らしくないなあと思いつつ、天津飯もいいかなあと、ぼんやり考えていると、その先輩は完全に悩みモードに入ってしまいました。
「どういう料理だ?」
ほとんど研究に臨む時と同じ表情で言われて、生唾を飲み込む次第。話を聞いていたお店のご主人が、ざっくり説明していくれましたが、相変わらず悩みモードでした。
「見たことないですか?」
「ない……よし、これにする」
こんな探究心にあふれた顔で天津飯を注文する人を初めて見ました。当たり前か。他のメンバーが何を頼んだか、それどころか自分が何を頼んだのかさえ覚えていないのに、その先輩が天津飯を頼んだ事だけははっきりくっきり覚えています。
最近知ったのですが、天津飯って日本生まれなんですってね。知らなかった。
美味しいので、時間のある時にふっと作ってしまいますが、玉子いっぱい使うのでコレステロールが…作ってる時は全然考えないのですが、食べ始めると、「コレステロール…」とつぶやいてしまいます。疾病がなければ別に大丈夫らしいですけどね。
そして、天津飯を食べるたびに先輩を思い出します。今回もふと思い出したり。
いやー、何と言うか、昔は若かったのかなあ。自転車でどこまでも行けた気がするし、躊躇なく山に、川に飛び込んでいたし。ついでに囲碁にもどっぷりでしたしね。
囲碁の大会と研究発表の時期がかぶって、実験しながら詰碁を解くとか日常茶飯事でした。
あー…たまにはフィールドワークしたいなあ…対局もしたいなあ。
天津飯を食べながら、そんなことばかり考えています。対局は碁会所に行けばできますが、フィールドワークは地形図からなタイプです。
そ こ か ら !
って自分でも思いますが、そんなもんですね。涼しくなって、蜂もいなくなったらやりたいです。
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