パラレルについてのお知らせ記事を戻しました。当該記事は2月1日の記事です。
ブログも通常運転です。
ぶれないことについて。
張棋聖大好きってこと。
囲碁仲間と身内にこのことを言うと、大抵、もう聞きたくないという態度を取られます。なぜ…!?
ちなみに説明しますと、張棋聖というのは、プロの囲碁棋士です。フルネーム張栩さん。「ちょう う」と読みます。さらにちなみにですが、イケメンです(重要)。もっとちなみに話せと言われると、奥様も美人なプロ棋士です(ここも重要)。あれ、誰も話せなんて言ってない。
ちなみに私のPCは「張栩」が一発変換可能です。と、こんな辺境で愛を語ってみる。
なんか、前に、林七段のことを散々語りつくした時に、機会があれば張棋聖のことも書くって言ったのを思い出したので書きます。もう半年以上前のことだった。
機会があれば…っていうのは、現在棋聖戦の防衛戦の真っ最中でして、昨日のテレビタイトルが張棋聖だった、ということだと思います。テレビつけたら、安定の黒シャツでした。ありがとうございます!
昨日は気合入りまくりで…気迫すげえええ!となりました。インタビューの時点で恐ろしく気合入ってらっしゃる。闘志剥き出しでちょっと恐いと思った。でも闘志剥き出しの様を見るとほんとに、かっこいいなあってなります。ドキドキする。ほんと、イケメンでその闘争心って罪…!
テレビを見ていたら、母から「どうなのよ、張栩って」と言われました。何が言いたいんだ貴様…と思ったので、とりあえず「三十路は過ぎてるよ」と言っておきました。まあつまり、かっこいいだろ!っていうことの婉曲表現なのですが、ぶれずに伝わって、相当付き合わせていることに気が付きました。そもそも囲碁のルールを知らない母がプロ棋士の名前を言えたこと自体驚きです。刷り込んだのが私だとしても!←
「でもねえ、十年後とかねえ」と、今考えると失礼極まりないことを言われたのですが、その時の私は、なんの思考もなく、当たり前のことのように言いました。「イケメンはいくつになってもイケメンだよ」と。久しぶりにアホなこと言ったなあと思います。
あ、イケメンの定義ですが、囲碁の先輩に「君は張栩がイケメンだから好きなの?」と聞かれたので、即刻否定したことを添えておきます。まあつまり、意訳すると「面喰いなの、なんなの?雑誌のグラビア見てにやにやしてんじゃねーよ!」ってことなんですが、「張栩がイケメンなんじゃなくて、張栩は囲碁が強いから、イケメンなんです」と笑顔で返したら呆れられました。なんなの!「君は救いようがないよ」って言われました。謝れ。
傷つけたのかと思ったので、「ちなみにその定義でいくと、先輩もイケメンにカウントされます。私より強いので」って言ったら「ああ、うん、ありがとう」って超適当に返されました。余計になんなの!
ちなみに、別の方から「イケメンだとしても好きになるかどうかは微妙なんだろ」って言われました。そんな卑屈な考えは捨てるべきです。まずもって、イケメンじゃないと好きにならない的なこと言ったら「論理矛盾だ!」と言われました。理系馬鹿だなあ。男女というのはフィーリングです、と言ったら、本当に、もうどうしようもないものを見るような目をされました。なんなの!
でも、私の張棋聖ラブはそのくらい周知の事実です。村川さんとか、他にもいっぱいいるんですけど、もう張棋聖だけは別格。
村川さんは村川さんでいろいろありますが。私にいろんなことを思い留まらせて、奮起させたのは村川さんでした。全国で勝てたのは多分この人と山田先生のおかげ。関西棋院所属です。山田先生は日本棋院。
何がそこまで張棋聖ラブに走らせるのかって、そりゃあまあ、強くて、美男子で、優男で!と、語り出すと止まらない魅力の持ち主だからですよね。
何年か前の話ですが、張棋聖のサインをもらった時、ちょうど入院してまして、本気で泣きそうでした。また明日から生きられる…!って思ったのを覚えています。でも、まあ知ってはいたんですけど、サインよりも大きく、特製詰碁書いてあるっていう…ね!そういうところも大好きなんです!直筆で、筆で、扇子に詰碁書くって、何者なんだ…。退院して、その詰碁で先輩後輩と遊びましたね。直筆だってなかなか信じてもらえなかったけど!
入院中のことを聞かれて、さんざん、張棋聖のサインもらったことがうれしかったことを話し続けたら、「そういうことが聞きたいんじゃない」と言われました。でも私の入院生活は、張棋聖のおかげでバラ色だったんです!ウソじゃないもん!
あれ?張棋聖の話をするって言ったのに、ほとんど張棋聖のことが書かれていない…
ということで、張棋聖のことざっくり。誰も求めていないでしょうがざっくりいきます。
史上初の五冠、史上二人目の全タイトル獲得など、非常に強いプロ棋士です(あまりにもざっくり!)特に、読みの深さや速さ、正確さに定評があり、死活判断などが上手いです。また、コウと呼ばれる手の得意な人でもあり、これについての本も出版しています。でも、昨日は、最後コウ材なかった。だけど仕方ない。形勢勝ってたし。
死活判断や読みを利用した詰碁作りがお好き。これも何冊か本を出していますが、そのどれも、詰碁の完成度が非常に高いのです。有段者向けと書いてあるのに、後半に入ると、もはや、ふざけているのかという内容の時もあります。つまり難しい。言い換えると、私がダメだとも言う。
この特製詰碁で、付き合っていた時の奥様を苦しめた話はファンの間ではあまりにも有名。宿題の詰碁解けないとデートの雰囲気悪くなるとか、まるで漫画みたいな彼氏ですね。あとバレンタインにハートの詰碁送られたっていう。ラブコールが熱烈すぎる!
という感じでしょうかね。うわー、思ったより語りが長いですね。張棋聖に対する愛は、本当にぶれません。いつまでもトッププロでいてください!
ちょっとビデオ探そうかなあ。まだビデオテープで撮っていた頃なんですが、張棋聖の出ている番組がありまして、日本囲碁界のこれからについて本気で語っている姿に、ますます魅力を感じたのでした。世界と闘うという気構え。素晴らしいです。
テニスを読む方だと、ヒカルの碁という漫画をご存知の方もいらっしゃるとおもいます。前に完全版出ましたよね。故あって完全版は全巻読みました。ヒカ碁世代なんていうのもありましたね~。今何歳くらいなんだろ?