いろいろ

ってほどいろいろでもないのですが、週末の話。
金曜日に、誘われていたので上野へ。予想していたこととはいえ、東京に近づく=太平洋側に出るにつれて雪がなくなるっていうね。楽しさ半分、虚しさ半分。雪をはいてから家を出た自分って…。
何はともあれ、目当ては東京国立博物館の平成館。北京故宮博物院展です!人いっぱい…!でしたが、秘宝・至宝の数々を目にして、唖然としました。
個人的には徽宗帝の書画を目にして、一生の宝を得ました。まさか徽宗帝の真筆を目にする日が来るなどとは……!はっはっは!往生しますよ、いろんな意味で(という某僧正血統五男くんネタ)。っていうかこれネタ的に違うか。まあいいのですが。徽宗帝の書が、入ってすぐにあって私はもうどうしたらいいのか分かりませんでした。美しい…実に美しい痩金体でした。見事。しかしながら、理由はあれども、この文物に対する奢侈のために国を傾けたかと思うと、恐ろしいものです。
一部はそのほかも名立たる書家の書が並ぶのです。書に詳しい連れは大興奮だったようです。名前を言われても、半分くらい分からなくてすみません。裏を返せば私でも半分は分かるということ。そんな物が残っていることが恐ろしいです。
そして二部…!驚きの音声ガイド(笑)。三木眞一郎さんと玉川砂記子さんという組み合わせ、耳が幸せすぎました。三木さんが乾隆帝役だったのですが、二部の初めの方で「ようこそ我が住まい(=紫禁城)へ」というようなことを言われて、笑いました。なんぞ…(笑)女官玉川さんの可愛さっていったらもう。でも、女官玉川さんが乾隆帝をほめちぎるのを聞くと若干笑えます。
あと、何と言っても一番の(個人的)山場は、三木さん(っていうか乾隆帝なんですがね!)が、徽宗帝を馬鹿にした瞬間。たった一言なんですけど、徽宗帝を馬鹿にした態度を乾隆帝がとった時の私の複雑な心境(笑)悔しさと、嬉しさというかなんというかの…ね。甘じょっぱい気分でした。徽宗帝と乾隆帝っていう2大好きな皇帝の泥仕合…。いや、まあ、乾隆帝の一方的なことの上に一言なんですけどね!泥仕合ってか徽宗帝負けてるっぽいですけどね!
商・周の青銅器って…これは夢か…?と本気で思った次第です。
惜しむらくは光緒年間の品が来ていなかったことですかね。二部を乾隆帝主体にしたからなのでしょうか。光緒年製の品も、文芸復興という意味で非常に優れたものが多く思います。乾隆年間には敵わないのでしょうが。
何だかんだ言いつつも、すごく楽しめました。こんな品々が残っていることに戦慄を覚えます。
その後は相変わらず法隆寺宝物館でお昼→宝物館見学というルートでした。第2室は何度入っても鳥肌ものですね。冬は伎楽面が見られなくてちょっと残念。
それから、本館!案内読んで、即刻見に行きました。藤原行成の白居易の漢詩。国宝室にゆったり飾ってあって、こちらも唖然としました。鮮やかな料紙(かな?)を用いた美しい書。行成と白楽天とか個人的に最強タッグかもしれません。
っていう眼福の日帰り金曜日でした。帰りの新幹線は自由席で立っている方もいる混み具合。
土曜からは訳あって親戚宅。まったり…?まったりかな。私はまったりですが、周りはあんまりまったりじゃない気もしますが。何が起こった訳でもないのですが、今も親戚宅でひとりお留守番です。…どういう状況なんだ?
そんな感じの週末です。妄想する時間があるようでない。ないようである。馬車馬のごとく阿近さん関連5本目を上げたあたりから、いろいろ限界が来ました。まあ、そんなもの。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です