愛しているのは

カントクです。
追記に今リコ第二弾。こんなことになってしまった詳細は今リコ第一弾の記事をご覧ください。一個前のブログ記事です。
正直に言えば、黒バスだとリコたんと笠松先輩愛しすぎておかしいです。だからなんで今吉…。どうしてここで今吉。黒髪で目つき悪ければそれでいいのでしょうか?私はなんなのか。笠松先輩、高尾、今吉…PGに恋をするように仕組まれているのか、私は。そういえばさり気なく伊月先輩好きだし、さり気なく花宮も嫌いじゃないです。花宮嫌いじゃないって言った時の電話口での雪灯様の反応がリアル過ぎて涙目。悪かったですね!本当に!どうせ嫌な奴だよ私は!あ、PGといえば秀徳の高尾くん今日誕生日じゃないですかー、おめでとうじゃないですかー。
でも、はっきり言って今吉に恋をする日は来ないでしょう。それなのになんで恋愛させているのか、という大きな問題にぶち当たる訳ですが、性格悪い男はね、面倒だからね!謀略を常に張り巡らせているようなのはお腹いっぱいです。知り合いにいくらでもいるのでね、足りているのさ。戦略家も謀が好きな男も、いくらでもいるのでね。食傷気味ですらあります。なんせ囲碁は謀以外ないので。謀捨てたら一発退場ですからね。
上がっておいでな、という時に、私自身、謀でもって相手を迎えるわけで。謀は常にそばにあるので、あんまり疑問に思わない。
その一方で私は、騙され続けた過去を忘れない。「囲碁をやっている人に悪い人なんていないんですよ?」と師匠が言っていましたが、嘘すぎる。あいつら悪いやつだったです!と上申しようと思いましたがことごとく遮られた件。その時点で悪いやつだろ。いたいけな女子部員の言葉を遮るとかその時点で…!盤上で苛められたくらいでいちいち上申しようとする心根が悪いと言われました。ひどすぎる。
なので、逆に笠松先輩のような熱血漢は知り合いに少ないので大好きになります。私、さり気なく熱血好きだというのが久々に証明された。熱血いいですね、熱血。自分に一番足りないものだからすごく憧れます。
あと、学校単位だと海常が好きなのですが、別枠別次元で青峰大好きです。唐突ですみません。研ぎ澄まされた天才というのはいいですね。鋭くて、冷たくて、だけれど内面に燃え滾るものがあるというのがいい。そうしてあっさり踏み越えてしまう高みの領域。領域に入る、というより、領域を踏み越える、という感じがします。ゾクゾクくるわ。いいわあ。
というところで本題。追記に今リコ第二弾です。もうなんかいろいろあれなので、恥ずかしさとかいろいろあれなので、今日3本上げるのだと思います、今リコ。本日はブログ追記が今リコ祭りです。サイトジャンルですらないっていうね。本当に、なんなのか。
一個前でもちらっと書いたのですが、こんなことになっていても、今リコは私の中でも一過性だと思います。他校×リコたんだったら個人的には秀徳一年コンビがいいです。今吉まじなんなの…。でも胡散臭い男今吉がさり気なく智将リコさんを気に入ってしまうというのがいい。もっと内面を、監督以外の部分を、もっと、もっと―と求めていく今吉と、そんな彼にどうしたらいいのか分からないリコさんが麻疹のように蔓延していく自分が怖いです。
今リコのイメージソングは椿屋の「恋わずらい」かなあと思います。あと「ブラックアウト」。これは追々(というか、次のブログ記事で詳しく書きたいと思います。あれですが、次のブログも今日中になると思います)。
今回は謀略家今吉がリコさんを追い詰めてみる話。今リコSSS第二弾、追記よりどうぞ。


賭け金
さあ、何を賭ける?
バスケット?
体?
心?
恋?
愛?
「あーいださん!」
またか、と呼ばれたリコはげんなり息をついた。
ウィンターカップの激戦からもう三月近く経つ。
が。
このところ、もはやつけられているのかという頻度で、街中で、”偶然”この今吉という男と出会ってしまっている。
会いたいなどと、一分も思っていないのに、相も変わらずリコは近くの喫茶店に押し込まれ―
「もうちょい可愛いもん飲まん?」
「…」
ブラックコーヒー以外の何ならこの男は納得するのだろう。癪だから口が裂けても言わないが、リコはその度に思う。
その一分も色気のない、そして美味しくもないコーヒーを一口飲んでリコは啖呵を切った。
「いい加減学業に専念してください!受験生でしょ!?」
その一言に、今吉はニヤリと笑う。
「受かってん」
「は?」
「相田さんが目指しとる大学と一緒やで」
「はあ!?う…そ…」
ばばーんと効果音でも付きそうな勢いで示された合格通知は間違いようもなく、彼女が進路調査でいつも第一志望に書く大学だった。
成績は所謂進学校でも間違いなく、上位でなければ、受験の機会すら与えられないだろう。受けたところで足切りにあう。
「今吉さんて、案外頭いいんですね」
そんな判りきったようなことをリコはつぶやいた。
「案外とは失礼な。やけどまあ、名将に頭いいて認められんのは嬉しいわ」
「っ!」
その笑顔に、リコは一瞬たじろいだ。
(何よ!)
へらへらしているくせに、”監督”としてのリコに接した瞬間にテンションを張り詰めた笑顔をされたのが、堪らなく苛立たしい。それにたじろいだ自分が腹立たしい。
「知っとる?」
「……何がです?」
ニヤリと彼はもう一度笑う。
リコの背筋は、今度こそゾクリと粟立った。
「君には大学を選ぶ権利がある」
「当たり前でしょ!まだ二年なんだから!一年あるわ!」
辛うじて言い返したら、今吉はやっぱりニタリと笑う。
「そう。ここ以外の大学行けばええだけの話や」
―ワシから逃げたかったら―
「さあ、賭けの始まりや。クラッチタイムはこっからやで」
そう言って、彼の細長い指が伝票を摘んだ。
彼女は動けなかった。
「退くも進むも、お嬢さん次第」
ひらりと伝票を翳して、今吉は笑った。
「頼むで。ベットたんまり積んでんねんから」
獰猛な笑みで、彼は言って、席を立った。
=========
丸めて捨てられない恋が
すり切れたままに転がった(椿屋四重奏「恋わずらい」)
を書きながら聴いていました。イメージとの乖離甚だしい…。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です