貴女の主治医

退院しました。先週末に入院したので、ちょうど一週間というところでしょうか。その節は、ご連絡等ご迷惑をおかけいたしました。
手術とか、大きな異常もなく、点滴による投薬治療のみで回復しました。なので、治療半分、検査半分という感じ。よかったね。一度発症したことのある病気だったので、治療もそうですが、念のための検査が長かった気がします。ただ絶食がつらかったです。ご飯食べたい、って最初の4日くらいずっと思っていました。ご飯が食べられないと、畢竟、投薬以外の輸液が多くなって、それはそれで面倒だしね。一日に3リットルくらい点滴していました。
それから、子供か!と言われそうですが、注射大嫌いなんですが(※痛いから)、今回の病院は注射が上手な方ばかりで、痛みは一瞬で終わることが多かったです。点滴も痛くなかったし。よかったよかった。
ここから次の外来まで自宅療養でのほのほしたいと思います。そんなことしているうちに、次の外来3月頭と聞いてorzとなりました。入院したら2月終わる。本当に、この身体はぽんこつです。病院がもはや恋人。
そんなこんなでしたが、転院のため救急搬送された時から24時間くらい異様に熱が高くてですね、思考回路が吹っ飛んでいた中で考えたのが、なぜか、白衣を着た森山が「貴女の主治医森山です」と言うという訳のわからない妄想未満の思考でした。なんか知らんがイラッとくる。そのせいで眠れませんでした。……うそ。森山、陥れようとしてごめん。ただ、症状と高熱でうかされた頭の中で、「貴女の主治医森山です」がリフレインして可笑しげになっていたことは間違いないので悪いのは森山。
主治医と言えば、手術をすることになったら執刀医は阿近さんがいいな!って前から言っているのですが、阿近さんがいいです。
「執刀医の阿近です。同意書にサインをお願いします」
と言われたい。そう言われてサインしたい。書類整ったらあいさつもそこそこに帰っていって、一緒に来てくれたネムちゃん(一緒に手術に入る先生でも看護師さんでもいいです)が微笑んで「大丈夫です。腕の確かな方ですから」とだけ言って帰るのです。そうして、同席していた病棟看護師のひよ里ちゃんが阿近さんの素っ気ない態度にブチ切れて、改めて挨拶させようと引きずってくる。そんな病院に入院したい。でも手術は嫌だ。そんなことを延々と考えていました。
暇だったのだし、手術もなかったし、一個二個、話を書ければ良かったのですが、なかなか上手くいきませんね。ということで、入院前に書いていたものをちょこちょこ上げていこうと思います。とりあえず、ブログ追記になりそうなものが二、三あります。あと金造くんと蝮さんは入院中にちょっと考えたので、しっかり書きたいです。
そんなこんなで、拍手ありがとうございます。入院中に、たくさんの人にいっぱいぱちぱちしていただけて驚きました。それからブログ記事への拍手も。頑張って治そうと思えました。ありがとうございます。また、返信不要でメッセージをくださった方もありがとうございました。とても励まされました。
今日の追記は、会話文のみで、入院中に考えたただのネタです。超短いですが、黒バスの病院パラレルで病棟看護師長リコさんと脳外科医緑間くんと病棟看護師高尾くんです。ほんと、ただのネタです。


外来の緑間くんの院内用PHSに着信
「うるさいのだよ!貴様のスケジュールに合わせてやれるほど暇ではないと何度言ったら分かるのだよ!?だいたいこれだから愚図は嫌いなのだよ。おい、聞いているのかたか」
『ええ、お聞きしていますよ、緑間セ・ン・セ・イ』
(この声は…相田師長!?どういうことなのだよ!?この時間に電話を寄越すのは高尾の馬鹿と相場が決まって…)
『お忙しいところに失礼いたしました。では、この件は赤司先生に回しておきますので、緑間先生はどうぞごゆっくり忙しくなさってください』(鋼の声)
「まっ!待つのだよ!相田師長だって分かるでしょう!?赤司に仕事を回したら…」
『ぶっはっ!真ちゃんご愁傷様!』(電話の向こうから爆笑と共に)
「高尾ォォォ!貴様、謀ったな!?」
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せっかく病院にいたので、病院らしい妄想を。緑間くんのifが医者ということで、医者ポジションに緑間くんを据えたら、高尾くんのせいでギャグにしかならなかった。緑間さんは研修医時代、高尾くんも実習の時に相田師長のお世話になっているので、尊敬しているというか、逆らえないというか、紙一重な感じで従順な二人ならいいです。
この妄想のあと、リコさんはちゃんと「冗談よ」と笑いながら言ってくれて、とりあえず緑間くんは詳細を聞く&高尾を締め付けるために病棟に来ます。緑間さん乙。

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