読みました

お返事記事が同日更新でこの一つ前の記事にあります。お心当たりの方はご確認お願いいたします。
そんなこんなで読んだパンダ。読んだ!
ワールドトリガーを読みました。
このところまめこさんに崖っぷちまで連れてこられていて、先日最新刊まで大人買いしてきました。
ワートリ自体は連載当初から10話弱を本誌で読んでいて、コミックス買うリストに入れていた作品でした。
私、SF大好きでして、特に設定の密度が高いものが好き、ミリタリーSF系が好き、という傾向があるため(「戦闘妖精雪風」シリーズなどを筆頭に)、ワートリは好みドンピシャだったのです。
そんなところにまめこさんから怪しく手招きされていたため、大人買いです。
ということで追記より感想です。真面目な感想とかいろいろ。最新刊までのネタバレ+コミックス未収録本誌分の感想ほんとにちょっとですが含みます。ご注意ください。


まず最初に。
面白かった!もっと早く読んでいればよかったなあと思いました。
設定の密度が高いので、非常に読みごたえがあります。近界民とボーダーだったり、戦闘技能だったり、隊の編成要素だったり、指揮命令系統だったりと、設定一つ一つが練ってあるのが読んでいて楽しいです。同時に、謎の部分ももちろんあり、しかしその謎が重要だと随所で分かる、かつ謎であることに意味があるのが分かるため、隠しすぎてちょっと…という悪循環もなし。
うーん、すごくいい作品だなあ、というのが最新刊まで読んだ感想でした。
ここから感想です。
修・遊真・千佳玉狛所属まで
ここまではSF要素よりも人間的な成長の方に注目して読んでいました。
こういうところも非常にジャンプに相応しい展開で、私も大好きです。
修の人を助ける、というか、自分のためにやっているとのちのち語りますが、そのことは正しい。だけれど一方で修の行動の意味が分からない、という遊真も正しいんですよね。
それは日本というか、戦いのない地域の人間と戦いに慣れてきた遊真では根本的に理念が違っているということで、それはある意味正しい。
ですが、修に感化される、というか、少しずつ「誰かのために怒る」とかそういう「誰かのために」という行動理念を理解していき、そうして父の最期の笑顔の意味を知る遊真、というのがいいなあ、と。遊真の近界民だが、同時に人間(?)でもあるという立場がかなりいいなと感じます。
そして千佳ちゃん。類まれな量のトリオンを保有しているために狙われると同時に、サイドエフェクトの能力。6、7、8巻あたりの展開ではありますが、千佳ちゃんが新たな神になり得るというのがあって、トリオン保有量が遺伝的要素を有しているなら、お兄さんがアフトクラトルの神だったのかなとふんわり予想しています。
そして小南ちゃーん!めっちゃ好みっすわ!まめこさんの予想がドンピシャだぜ。気の強い子好きです。そして実力もある。そしてそして、とても可愛い。あほ可愛い。騙されるのがかわいい。とりまるくん自重ww栞ちゃんにどら焼きで迫るのも可愛い。
栞ちゃんも可愛い。ちょとマッドな感じがいたしまして、こういう黒髪女子、大好きでございます。
黒トリガー奪取戦
風間さんが非常に正論を言っていて、かつ周りを諌めて、戦闘能力も高い、というので「この人かっこいい!」と思ったところで…ん?ちょっと風間さん小さくないですか?大学生ですよね?あれ?って二度見三度見したけどやっぱり小さかった。好きなものに牛乳があって「20過ぎてるんだから成長期終わってるよ;;」ってなりました。すみま…せ…本人158㎝でも気にしてないらしいので余計にすみませ…と思ったけど牛乳って基本的に背を伸ばすために飲むもののような気がしてならない。
今のところ男性キャラでは風間さんが一番好きです。次点で迅さんと太刀川さん。
風間さんは黒髪目つき悪いで完璧私のツボをついてくるかっこよさ、というのもあるのですが、正論、理路整然、仲間とのコンビネーション、的確な指示。A級の隊長に相応しいのがとても良いです。まめこさんに風間さんが好きそうと見抜かれていてこちらもドンピシャでございます。好み把握されすぎワロタw
このあたりのトリガーや戦術解説を栞ちゃんがしてくれながら、市街戦の的確な戦術を練って戦う城戸派と玉狛忍田派連合のそれが、非常に良かったです。こういう設定を解説しつつ戦闘が進むのは分かりやすくて好きです。そして戦術や戦略がとてもいいなと思いました。
そして、黒トリガー奪取戦ののちの迅さんがかっこよかった。師匠の形見の黒トリガーを、後輩のためなら、と差し出す潔さがとても良かったです。未来が見えているから大丈夫って言いつつも、未練はあるのだろうなあと思ったらちょっとしんみり。
それを諌める風間さんや太刀川さんもいいなあと。派閥はあるけど根本的には仲が良いんだなあと感じました。
正式入隊
遊真も千佳ちゃんもすさまじいなw分かってたけどもww!
そして緑川に対して修のために怒りを覚える遊真にすごく成長、というか、なんというのでしょうか、心の持ちようの変化?というかを感じました。これから生きていく意味っていうのがなくなってしまった時に修と千佳がA級目指そうというそれで彼を引き戻してくれたので、この友情がすごく熱い。
そしてそして、風間さんがかっこいい。修を認める認めない、というか、迅の後輩を試してみたいというのでやって、一度は失望するというか興味を失ったけれど、最後の最後に立ち上がり、引き分けに持ち込んだ彼に対して持たざる者がどう成長していくのか、と期待する彼はやはりA級隊長の器だと思いました。
大規模侵攻
敵国がアフトクラトルで、新たな神、と言っていたし、千佳ちゃんがその新たな神になり得るということで、アフトクラトルはトリオン兵というか、ボーダーなどから拉致った戦力のほとんどを失ってしまったのかなと推察しました。そして、地球から拉致った誰かが神だったのだろうなと。レプリカも言っていましたが、トリオン保有量が多い場合貴重な戦力として扱われるから待遇はいい感じっぽいので、やっぱりお兄さんが神で亡くなってしまっているのではないかな、なんて思ってしまいました。
千佳ちゃんに照準合せてきたあたり、かなり獲得したいのでしょうから、戦力増強が急務なのか、もしくはあちらの世界のパワーバランスが全体的に大きく崩れているのか。さらにもしくは、神の存在(トリオン保有量の多い存在)が何かレプリカや有吾さんも知らない大きな影響力を持つ存在なのかもしれないとも考えました。これからの展開と謎明かしがすごく気になります。
大規模侵攻:戦闘
風間隊が半端ねえ…。2年前に栞ちゃんがまだ本部にいた頃、聴覚共有を考えついたのが風間さんで、それの諸々を風間さんが頼むのが栞ちゃんって!マジ何なの?オペレーターだからってのは知ってるけどね、ちょっと信頼度パネぇな!そして栞ちゃんは風間隊オペレーターだったのですね。まめこさん、ありがとう、ありがとう、ありがとう!どういう経緯で玉狛行ったの?風間さん引き留めなかったの?実は寂しいんじゃないの?信頼してたんでしょ?まめこさんが風栞推しだったのもあり転落しそうです。こわいお。
それはさておき、風間隊。聴覚共有で追い詰めるやり方が非常にスマートでした。ベイルアウトした後の風間さんの判断も非常に的確で、やるなあ、と。
そして迅さんの未来の分岐点。どきどきです。千佳ちゃんキューブ化しちゃってちょっと本気で焦ったのですが、何とかなってくれ…という気持ちでいっぱいです。
密度の濃いSFで、かつジャンプ漫画らしく少年少女の心の成長が描かれていて、それを見守る先輩もいて。とても素敵な作品に出会えました。これからも楽しみ!です。
まめこさん背中押してくださってありがとうございました!
===ここからキャラとかCPとか===
上にも書きましたが男性キャラは風間さんが1位です。めちゃかっこいい。黒髪で目つき悪い。好み。
そして迅さんも太刀川さんもかっこいい!さらに忍田本部長渋くて男前でそういうのとは別方向でかっこいいです。渋い。素敵だ。
女子は小南ちゃーん!可愛い可愛い可愛い!そして栞ちゃんも超可愛い。何この二人。この二人のセットやばし。どらやきの件で妄想したんですが、小南ちゃんはブラとかの下着をネットに入れておしゃれ着洗いにしてるのに(それこそチュチ●アン●とかのやつ)、栞ちゃんが「まとめて洗っといたよ!」とか言ってお急ぎモードでネットどころか柔軟剤すら使わず洗濯してケンカになるんじゃないかなって思いました。「縮んじゃったじゃないの!」「あんたのジャージから色移りしたでしょ!!」とかポカスカやればよいよ。これケンカっていうか栞ちゃんが謝るしかない案件。
CPはとりまるくんと小南ちゃん、風間さんと栞ちゃん、修と千佳ちゃんだなと思いました。CPっていうか今のところセットみたいな感じですかね。
とりまる小南は冗談言ってからかうとりまるくんに小南ちゃんがヘッドロック掛けたところでレイジさんが止める。
風間栞はたまたま本部に来た栞ちゃんに風間さんがココアを買ってくれる。「子供じゃないんですけど」っていうのにいつもの冷静な感じだけどちょっと笑ったあと「玉狛はどうだ」って全然関係ない話を振るくらいの温度。
修千佳はもう原作で私の脳内飽和状態だけど、遊真が二人が仲好くて楽しいなあって思う。
そんな感じでしょうかね。
とりあえず時間出来たら風間栞のゆるーいけどドシリアスみたいな話が書きたいです。ちょっと話が進む前に推定と想像で書いてみたい。
そんな感じでございます。楽しかったぁ!!!

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