目線の違い

次の更新杏ちゃん誕って言ってたんですが、前々から書いていた阿ひよが出来たので上げました。荒療治半分くらい成功と言って差し支えない成果が出ている気がします。

あんまり恋愛色は強くない感じでした。圧倒的糖度不足。破面編後~平子たち復帰の頃くらい。今回はひよ里ちゃん視点なのでうちのサイトではかなり珍しいです。しかもずいぶん前のバレンタイン企画で書いた「恋情測量計」は企画ということもあって恋愛の方に比重が大きくなっていたので、仮面の軍勢として、とか、最終章の平子たちの隊長復帰についてとかに重きをおいてひよ里の感情をひよ里視点で書くのは多分初めてかなあと思います。

阿近さん視点、三人称のセリフや地の文の中でひよ里の負の感情というか、死神が嫌いってことや霊王宮に行くときまで死覇装を着ることすらしなかったことについては度々書いてきたのですが、今回ひよ里視点で書くことが出来たのが良かったです。斬魄刀は使うけど死覇装は着ないっていうのがけっこう私の中でひよ里の死神観だったのかなあと思っていて、だからあの最終章での死覇装に袖を通すコマが未だに私の中のひよ里という死神であり虚である存在の分岐点です。

どんな思いでもう一度「死神」に戻ったんだろう、という。そして戻るべきものが死神であると認めていたひよ里はどんな思いで百年以上、死神の武器である斬魄刀と、虚の仮面とを持って過ごしてきたんだろう、と。そういう部分でした。

で、多分阿近さんはそういうのひっくるめて全肯定するんじゃないかなあと思うんです。なんていうのかなあ、阿近さんって蛆虫の巣で過ごした時間が長すぎて、多分科学研究以外で真っ当な思考回路ってもんがなかった気がするんですよね。その研究の才能を認めたのがマユリ様と浦原さんで「認められる」ってのはそこでクリアしていて、でもそれはまだパーソナルスペースを脱しないことな気がするんです。そういうところに「普通」とか「集団」とかそういう基礎的な感性を叩き込んだのがひよ里なんではないかなと。教え込むとかじゃなくて、子どもがじゃれるような関わりの中でそういう感性を生まれさせたような気がしていて、それもあってか阿近さんの最初に感じた年上の女性ってイメージがあります。それが好意にせよ興味にせよ、です。だから余計にひよ里ちゃんを否定する要素を持たない、全部肯定してしまうようなイメージが結構あります。さらに言えば、過去に助けられなかった自分に彼女を否定する権利はない、とかも思ってそうなイメージです。

そんないろいろ糖度が低い話でしたが、BGMに中田さんのカヴァーライブのDVDを聞いていました。歌謡曲ってなんか阿ひよだなあって去年くらいから思っていたりして。「シクラメンのかほり」「シルエットロマンス」「情熱」とか。あとアンコールの「紫陽花」。これも中田さんの曲では古い曲ですが。

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