なんというかいろいろすみません+追記にサルベージ

メール等のお返事が全く進んでおらず本当に申し訳ありません。丸一日寝ているというか動くと全身が痛いのでこれそろそろヤバいんじゃないの、薬効いてないんじゃないのって素人の私は思うんですが、お医者さん的にはまだまだ余裕っぽいので医学の進歩ってすごいなと思います(作文)。そしてこうやってぽちぽちスマホやってるから大丈夫なのだと思います。明日の診察で薬が変わればいいな!

そういう訳で安定安心の予約投稿です。しかもサイト取り扱い外というぶっとびぶりですが、BASARAR3の東軍コンビの関ヶ原後の話。CPはないです。萌えもないです。鬱はあります。
雰囲気だけで書いたものだから戯れ言感満載かもしれない。
オリジナルというか義姫が会話の中に出てくる。伊達さんが情緒不安定。精神は安定している。情緒だけ不安定。そんな感じで伊達さんと家康と小十郎くんの話。
鮭様も出てくるけど鮭様は鮭様。<玄米茶!

干渉されたくない独眼竜と羽州の狐と干渉できない東照権現の話。

伊達さんが最上様を呼び捨ててないのは仕様。

よく分からないままに情緒の安定しない伊達さんに家康が振り回される話です。情緒不安定なだけで精神は安定しているという謎状況の伊達さんに振り回されるついさっき三成倒して天下人になった家康の話。地の文で義姫様が捏造されています。あとゲームやっても台本読んでもBASARAではこんな関係ではないのですが伊達さんと義光公が な か よ し(仮)(笑)みたいな半笑いの関係になっています。史実通りの関係ともいう。
BASARAで一番好きなのは3の家康です。次点で3の三成と鶴ちゃんかなあという感じ。伊達さんは別格だから仕方ない。鶴ちゃんには夢しか見ていない。
あれです、もう2年くらい経っちゃったけど真田丸を見ていた時にぼんやり書いた話です。東国っ!みたいな。東軍というより東国。

そんな東軍コンビの話を追記に。

 

業を忘れる

「独眼竜!無事だったか」
「誰に向かって言ってやがる。斬られてえか」

ズッと屍から刀身を引き抜いて、政宗はぞっとするほど冷たい目で家康を見た。

「テメエこそ、石田の野郎は片付けたんだろうな」
「ああ」

静かに返した家康に、彼は満足したともしないとも言えぬ胡乱げな表情で「そうか」と一言呟いた。

「というよりも、独眼竜、こんなところで何してるんだ?」

あまりにもいつもの速度で会話をしてしまったために当初、彼を探していた理由を忘れていた家康は弾かれたように目を瞬かせて言った。
此度の関ヶ原の戦で、政宗は仇敵である真田幸村とまみえていない。それはまた別の話だがしかし、真田軍が退く前は政宗の腹心である片倉も彼を追ったとでも思っていたのだが、どうにも主君は戻らない。真田軍が退いたとの伝令を聞いてこれは、と思ったところにたまたま伊達の陣に立ち寄ったのが家康だった。

『徳川!』
『片倉殿!伊達軍は無事のようだな!』
『テメエが生きてるならケリが付いたか…って、政宗様は一緒じゃねえのか!?』
『へ?』

というような遣り取りののち、片倉と東西に分かれて政宗を探していたのである。見つけたのは東に向かった家康だった。

「何してる、だァ?随分悠長なこと訊きやがるな。上杉の残党狩りだよ」

そう言われて、家康はやっとその場の異常に気がついた。散らばる屍は全て政宗が作ったものだろう。その数は数えるに余りある。しかし、残党狩りと彼は言ったのに、どうにも普段の彼からすればやり方が雑だった。まるで、逃げるものは逃がしたような跡がある。

「伊達の陣営から、ずいぶん離れているようだが」
「Ha!当たり前だろ。最上の分の残党狩りだよ」

当然のことのように言った政宗に、家康は目を見開いた。

「伯父貴の苦手分野さ。戻るぞ」

立ち尽くす家康の肩を叩いたのは、政宗だった。
立場がまるで逆になってしまったことに、家康は一拍遅れて気がついた。

「最上の?」
「そう独眼竜が言っていたように思うのだが。最上殿の苦手分野だとか。やはり最上殿を東軍に迎えたことを根に持っているのか、独眼竜は」

家康に問われて片倉は何か考え込むように眉を寄せた。伊達の陣に戻るなり、血糊を落とすと一言言い置いて政宗は近くの川に行ってしまった。なるほど確かに、あの血では誰でもにおいに酔いそうだ。

「いや、政宗様の仰る通り最上は掃討や追撃をしない軍だ」
「そうなのか?」
「元から追い打ちは好みじゃないらしい、最上……義光公は」
「言い直さなくてもいいぞ。ワシは別によその家中のことをとやかく言う趣味はない」

伊達と最上の確執を知っており、此度の前田軍の参陣のあらましも知っていた家康があからさまに眉をしかめて言うが、片倉はますます難しげな顔をしただけだった。

「そういう問題じゃねえ」
「じゃあどういう問題だ」
「食い下がるな」

短く返した片倉にもう一度目くばせすれば、川から人が上がる音がする。主君であろうと察した片倉は渋い顔のままで家康に言った。

「御東の方様の御依頼じゃないのか。俺は知らない」

政宗のことだと言うのに、いつになく突き放したような言い方をされて、家康は驚いたように片倉を見返す。そうしたら陣中に声がかかった。

「Hey小十郎!新しい衣を出せ。血が落ちねえ」
「ただいま」

短く応じて、片倉は家康の横を通り抜けた。

「聞かぬ名を聞いた」
「へえ。誰だ?」

いつになくぼんやりした政宗に、酒に付き合えと言われたのは半刻前だった。伊達の陣中に戻り血糊を落とす前に、道すがら、祝い酒でも飲んでいけと言われたから家康はそのようにしていた。あるいは引き返すのが礼儀だったのかもしれないが、政宗と家康では礼も無礼もないだろう。

「御東の方、といったか。片倉殿から」
「ふうん」

興味がないように政宗は酒を呷った。戦の場ではそう多くはない酒だ。しかしこの戦が終われば生国に戻れる。戻れば酒などいくらでもあった。

「誰だと聞くのは無粋だろうか」
「まあな。まあでも別にいいぜ。母上様だよ」
「独眼竜の?」
「Yes.そう」

政宗は薄く笑みを刷いて杯を空けた。

「お、言われて思い出したぜ。この辺りにいい反物の問屋はねえか?巫じゃあ子供過ぎるし、三代目はさばさばしすぎだ。あの二人に頼っても絹の一つも見繕えやしねえ」
「えっと、女物か?」
「伯父貴よりマシなもん買って帰んねえと様になんねえだろ」
「母君に?」
「そうだが」

そう言って政宗はくあっとあくびをした。

「やっと終わったぜ。天下はアンタにくれてやるがな、テメエ今回の伊達と最上に恩を感じるなら一生涯東国には手を出すなよ」
「初めて聞くな、独眼竜のそういう言葉は」
「ざけんなよ。テメエら二人のfarceに散々付き合わせたんだ、東国はオレがもらう。ついでにこの先一指でも触れてみろ、ぶった斬ってやる」

家康はどこか驚いたように思いながらも酒杯を傾けた。彼の口から、国のことを聞くのが初めてだったのだ。可笑しな話だと思う。彼は奥州を背負っていたのに、どうしてかいつも家康にしてみれば気安かった。

「お前も、そんなことを思うんだな」
「なんだよ」
「いや、その、悪いということではなくて。あまり頓着しないのではないかと勝手に思っていたものだから」

そう言えば、政宗はニヤリと笑った。

「忘れねばこそ思い出さず候」
「へ?」
「天下人は教養くらい身に付けておけよ。これ女に言われて今みたいな反応したらぶっ叩かれて終わりだぞ」

ポカンとした家康の額を小突いて、政宗はやはり笑った。

「いやに機嫌が良くていらっしゃる」
「そう見えるか」
「はい。やはり政宗様も天下が乱れるには御心を痛めていらしたのだろうと思うほどには」
「それは嫌味か、小十郎」

軽く笑った馬上の主に、小十郎は大きく息をついた。

「昨晩徳川に言われて肝が冷えました。まさか最上の分の残党狩りを買って出るなど。せめて小十郎をお連れくださればと」
「別にいいだろ。伯父貴に頼まれたわけじゃないんでね、お前を連れて行くほどじゃないさ」
「御東の方様ですか」
「違ぇよ。昨日家康にも言われたが、流石にそりゃ下衆の勘繰りだぜ、小十郎。つーか分かってて言ったんだろ。偽悪趣味に母上を巻き込むなよ」

笑いながら言った主に、小十郎はやはり息をついた。しかしそのついた息は安堵なのだ。

いまや、徳川が天下を平らげた。

もはや、豊臣を名乗る者はない。

「仙台に戻る前に反物見てくぜ。お前の言う、御東の方様に土産でも買ってかねえとな」
「心得ました」
「やっと終わったんだ。戻っても伯父貴はつつくなよ」
「政宗様、貴方という方は」

いつも通りの苦言であるのに、どこか静かに言った小十郎にやはり笑みを返して、政宗は馬を進めた。

「仇は取ったんだ。あとは斯波家を潰さねえように生きてくれよ。もう最上しか残ってねえ」
「それはこちらの台詞だよ。キミこそあまり奇異な真似はしないでおくれよ。それこそ伊達の家に泥を塗って義が心を痛めるような真似をしてごらん、そんな当主の家など潰してあげよう」
「へーへー。うちの母上も少しは気分が晴れるかね」
「義はいつまでも拘りはせんよ。所詮私の前世の業だ」
「そうだといいけど。流石のオレも堪えたからな。アイツは死ぬには若すぎた―――伯母上も」
「それ以上は止めにしてくれ、政宗君」
「Sorry.献杯だな」

小さく返した甥の杯を、彼は静かに満たした。

知らなかったという言い訳が役に立つか分からない。

政宗の従妹を殺したのが豊臣の内紛だったなどということを、家康は知らなかった。

いや、知っていたのだ。

最上の娘を殺したのが豊臣だと、彼は知っていた。

ただ、彼がそのことを考えているなどと思いはしなかった。

「知らないのと、同じじゃないか」

例えば、己と三成の立ち位置が逆であったら、多分こんなふうには思えなかった。

あの伊達政宗が気安いなどと思うのは所詮、

 

「夢か幻か」

 

家康は一人苦く笑った。

「わりと気落ちするなあ、これは」

彼は呟いて大きく伸びをした。

「結局、友だ絆だと拘っていたのはワシだけか」

彼に生国があり、彼に血があることが、どうしてか想像できなかった。

戦を駆ける姿は、自分との絆のためにあるのだと傲慢にも思っていた。

「馬鹿みたいだ。ワシは―――」

どの彼を、知っていたと言うのだろう。

どの彼も、知りはしなかったのに。

 

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干渉されたくない独眼竜と羽州の狐と干渉できない東照権現の話。(繰り返しておく)
バイアスとフィルターの掛かった目で伊達と最上を書いてしまうといろいろダメになることが判明した。

史実を参考にすると

・最上様は掃討戦や追撃を基本しないけど上杉にだけはやった。ムカついてた。
・政宗と義姫はかなり仲が良かった。出掛けたら着物買ってた。遠出の時は手紙出した。
・義姫様は姪の駒姫が亡くなってやっぱり心を痛めていた。

ちなみに関ヶ原ではないけど最上軍唯一の追撃戦、上杉との長谷堂の戦いにはなんだかんだ言いながら政宗が義光に援軍を出している。(なんだかんだ言ったのも事実だけど)

義光公は何も言わずに政宗様に援軍出してんのにね!おこだよ!

徳川さんが絆絆言ってくるので、伊達さん独自の絆(家族)考えた結果がこれだよ!!

うそ。

伊達さんの情緒が不安定なの楽しいなと思っただけ。

不安定なのは精神ではなくて情緒だから別に心配していない小十郎と、情緒不安定な伊達さん初めて見た家康と、情緒何それ美味しいの?政宗くん元気じゃん!の最上様。所詮瞬間的な情動だと分かっている片倉と最上、そういう刹那的な感覚が政宗にあると知らなかった徳川。

最後の家康の独白が分かりにくいんだけど、例えば豊臣政権が上手く行ってて、自分もそこに参加してたら今頃独眼竜と戦ってたんだろうなあっていうあれ。それは嫌だったなあっていうあれ。家康もやっぱり豪気。

ていうか精神状態が微妙でも圧倒的安定感の独眼竜半端ないなとか思ってません。うそ。思ってる。

でもほんとは伊達さん的にはこの話の家康は驚くほど信用している。「石田三成と豊臣軍を殲滅出来得る武将」という意味で信用している。無理だったらオレが行くくらいには思ってそうだけど。当然だけどこの伊達さんは天下取りにはあんまり興味ないし石田くんへのリベンジにもあんまり興味がない。(というか家康と同盟組んだ時に興味が失せた)

「ロマンスがありあまる」「猟奇的なキスを私にして」「私以外私じゃないの」とか。

「忘れねばこそ思い出さず候」は誤解を招きそうなので一応書くと史実の伊達政宗の子孫の何代目かの伊達家当主が遊女に言われたことであって伊達さんが言った言葉ではないです。

 

今年大河ドラマが始まった時にカッとなって書いたものなんですが、いよいよそんな話になったので再録。再録…?どこにも載せてないので再録でもないですがあれです、カッとなって書いた当初雪灯さんに送りつけたんですがそんな感じで再録しておきます。

BSARAの伊達と徳川と片倉と最上様。「あっ…」ってなったあなた、そう三条河原de東軍のファルスです!!!3の関ヶ原直後くらいかなあ。「関ヶ原・内応」ステージ後かな?徳川さんがものすごい巻き込まれ人生を歩んでいるのがいろいろ無念、極端に無念。個人的に三条河原で関ヶ原は全部決まったようなもんだろと思うのでそんなはーなーしー。BASARAだと結構西軍キャラも好きなんですが(真田くんとか石田くんとか)、突き詰めるとこんな話しか出来なくてあれですね、あれ。(どれ)

いろいろ捏造激しめです。3やろうにも今出しているのがプレステ4なので場所がなくて云々かんぬん。これ書いた時は4やり始めた頃だった気がしますね。そういう訳でプレステ3を出してこられないので3の台本集読んでるけど伊達さんと最上様やべえ仲悪すぎていつ見ても笑う。ただ小十郎君は許されない。すべては独眼竜政宗のせいなので(え)大河ドラマ最上義光をですね、はやく!!そういえば4で使える3のダウンロード版出してほしいんですよねー。ダウンロード版。PS3のコントローラーの調子が悪いのと、PS4買っちゃったのとかいろいろあってな。

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