最近書いたのでBGM覚えているものメモ
・「彼岸花」(千歳×杏)
ポルノの「サウダージ」。まめこさんから感想をいただいてさらに加速したのですが、「よくある話」な千歳杏。表面だけなぞるとよくある幼馴染のちょっと不良の男の子にあこがれて…っていう過去恋の恋バナにできる内容なんだなあと気づかせていただきました。遠い…。
そして「ひとつずつあなたを知っていて さらに時を重ねてひとつずわからなく」なる杏ちゃんとか千歳杏だよなあと思いながら、千歳というよりは郷里そのものにほの暗い感情を抱いていそうな杏ちゃん。そうなんだよなあと思います。千歳というよりは、九州二翼な二人に対して、全くの共通語でしゃべり、やめたはずの兄のテニスを自慢し、完全に不動峰の方にいる杏ちゃんという存在にとって、その九州時代のすべてが「過去の恋」であり、「よくある話」なんだよなあとぼんやり思いました。
・「環状線ミレニアム」(穴熊×矢倉)
ポルノの「ネオメロドラマティック」をずっと聞いていました。(絶賛ポルノグラフィティプレイリスト日和)
アイドルの曲に疎いので「会いたかった」とかそのくらいしか思いつかなくて、穴熊くんの好きそうな曲よりも穴熊くんと相ちゃんにとっての日常、プロ棋士としての日常、アイドルとしての日常を生きる二人という感じがこの二人かなあと思いました。
「最後まで付き合おう 僕が果てるまで」のところなんかまさに、アイドルを辞めさせて奨励会に引っ張り込む穴熊くんじゃないかよと思います。
「咲こうが摘まれる 君の絶望」なんていうのがまさに、まさにですよ!プロ棋士であり、アイドルであり。そうでありながら、この二人って共通点というか、そういう職業に就いていながら、「群衆に紛れて 息を殺して」地下鉄に乗ったり、学校に行ったり、それこそステージに行くのも会館に行くのもこんな感じな気がするんですよね。
そしてラストの「咲こうともがいてる君の力」っていうのを「君の「愛して」が僕に「助けて」と聞こえた」っていう穴熊くんがあいちゃそを引き上げたと見せかけて穴熊くんもアイドルじゃなくてもいいってあいちゃそに思ってたってことは矢倉さんという人の指す将棋に救われていたのではないかな、と。