サイトやブログをいじる時間というか方法がなくて新年早々放置気味だったのですが、PCが壊れました!基盤不良のため、データ飛ぶのは間違いないのですが、このサイトやブログのデータや原稿類は外部の契約サーバーにぶち込んでいるので無事です、アッハッハ!(その軽すぎるノリ止めんか)
それで永斎のバグの話をくろわしさんがpixivに上げてくださいまして、私も触発されて再掲です!
くろわしさん
pixiv https://www.pixiv.net/users/3245856
Twitter https://twitter.com/SchwarzerAdler
説明不要なほど永斎でお世話になっておりますが、この度、猫斎のエロが!なんと!pixivに追加されたのでみんな読もうね。
で、その話はちゃんと記事を書くとして、サイトに置いてある永倉実装前の永斎の「尻尾勉強会」に連なる永倉さんとウサギはじめちゃんの話がサーバーに残っていたので、まあもうサーバーに残す基準が趣味しかないのですが、実装前のイマジナリー永倉さんとはじめちゃんのウサギ化バグの一連の流れです。追記から。明日(もう今日なんですが)、元気なら実装後バージョンに直しますね!スマホ滅多に使わないから慣れなくて!(ひどすぎる)
怒られる、かな……
「着物……シーツ……永倉さんの、匂いする」
今日は出撃がなくて、永倉さんは呼ばれていたから、その隙を見て部屋で柔らかいものをかき集める。自分の服やシーツなんかは集め終わってしまって、でも僕、身長は高いから間に合わなくて、永倉さんの着物やシーツも集めていた。
勝手にこんなことしたら怒られる、かな?
というよりもほわほわしてきた。永倉さんの匂いする……と思って僕はぶんぶん頭を振った。
「駄目!急がないと、間に合わなくなるから!」
本当は永倉さんの着物にくるまって寝ちゃいたいけど、だめ、忙しいんだから、ちゃんと……。
「で、も……怒られる、かな……」
やっぱり、勝手にこんなことしたら怒られる、以上に、こんなことになったって言ったら怒られる、かな、と思ったらじわっと涙が滲んでしまった。
「永倉さん、嫌かな……それに、夜も、出来なくなる、し……」
そう口にしながらも、今はとりあえずこの仕事を終わらせないと、と思って僕は着物やシーツを運んだ。
*
「はじめ?どしたん?」
「みっ!?」
部屋に戻ったらはじめが自分の衣服やら俺の着物やらを集めてベッドにため込んでいた。俺が部屋に入ってきたのも気が付かなかったようで、それがかえって心配になるのだが、うずたかく積まれた衣服やら何やらを見て、ほうほう、と思う。
「はじめ、おいで」
「ごめんなさい、やです……忙しいので……」
そう言って帰ってきた俺に驚いてはいるようだけれど、それでも必死に衣服をはじめとした柔らかいものを集めるはじめに近づいて、抱き上げた。身長はあるけど軽いよなー、こいつ。
「待ってください、忙しい、ので!」
「あのさぁ、はじめって男の子でしょうが」
「みっ!?」
また驚いたように短く鳴いたはじめに、思わず頬が緩んだ。
*
永倉さんに言われて、抱えられてその『巣』というか『産室』に置かれる。それで、言われたことにびくっとしたけれど、その通りで思い出す。
そうだ、僕、永倉さんから毎日みたいに可愛がってもらってるけど、男だから……
「子供……できて、ない?」
「うーん、医務室行った方がいいのかな?偽妊娠ってホルモンバランスの乱れもあるらしいから。はじめの場合どこら辺のホルモンが乱れちゃったかはやっぱりメスとも違うし、血液検査なの、かな?」
永倉さんがちょっと困ったようにそう言いながら出来上がりかけの巣でちょいちょいと耳や尻尾を撫でてくれて、永倉さんの匂いがする巣でほわほわしながら、子供出来てない、妊娠してない……と考えて聞いてみる。
「あ、の……子供出来たら、やっぱり、迷惑です、か?」
「迷惑なんかじゃないに決まってるでしょうが。だけども男の子だから妊娠はしないの。ちょっと構い過ぎたかな。それにね、妊娠する女の子でも偽妊娠は体調不良まではいかないけどホルモンの乱れで起こるんだよ?ちょっと心配だな……」
「……じゃあ、もう夜一緒に寝てくれない?」
「うーん、原因分かるまでやめといた方がいいのかなぁ……」
それに僕はちょっと……本当はすごく寂しくなる。だって……
「永倉さんの、匂いのする巣で、永倉さんと一緒に寝たら、きっと楽しい……のに、僕の、せい」
ぽつんと呟いたら永倉さんがその出来かけの巣に潜り込んできてくれた。え?
「はじめのせいのはずないでしょ?」
*
「永倉さんの、匂いのする巣で、永倉さんと一緒に寝たら、きっと楽しい……のに、僕の、せい」
ぽつんと呟いたはじめにいろんなもの、主に理性の糸がぷつんと切れた。
だって可愛すぎでしょ、俺の匂いがする巣作りして、そこで一緒に寝たいって、どうやったらうちの子はここまで可愛く育ったの?俺が育てました。産地から出荷の予定はありません。ごめんね。とか考えつつ、はじめを置いた巣に入ってみる。
「はじめのせいのはずないでしょ?」
「みっ!?」
驚いたようなはじめを抱えて、それでもさすがにヤるワケにはいかないし、と思いながらはじめを抱えた。
「可愛い……俺とヤリまくったから子供出来たと思って巣まで作っちゃうなんて、もう可愛すぎて無理。明日ちゃんと検査してもらおうね?今日は寝ようか、俺が抱えておいてあげるから」
そう言ってキスしてみたら、はじめは俺の匂いになのか、それとも体調不良も原因なのか、ほわほわした顔でこちらを見上げた。
「ん……えっちなこと、しない?」
「今日は駄目です」
「ん……おやすみなさい」
「おやすみ。ずっといてあげるからね」
安心したようなはじめが眠りに落ちるまで、それほど時間はかからなかった。
*
次の日の医務室の担当はアスクレピオスさんで、なんならナイチンゲールさんが良かったなあ、なんて思いつつも診察のとこにはじめを置いたら、血液検査でちょっとはじめは注射に泣きそうだったけど、やっぱりホルモンの乱れみたいで、とりあえずそっとしておけ、普通は自然に治る、が、と、言われて続けられる。
「獣医師じゃないから詳しくは分からんがな、何をしたらこうなる?妊娠時に出るホルモンがオスウサギに出るとはどういうことだ?興味がある」
それにぴくんと偽妊娠というかは想像妊娠で過敏になっているはじめが反応するから、落ち着かせる意味もあって耳や尻尾を撫でながら言った。
「うーん、毎日ヤってるくらいしか原因分かんないっていうかオスのウサギでもそういうホルモン出るのって危なくないのか聞きに来たのはこっちなんですが……?」
「……そういう話なら帰れ!自然に治る!というか想像妊娠が治るまでは絶対に性行為はするなよ!?」
態度が一転して釘をさしてきたアスクレピオスさんに、そのまま礼を言ってびくびくしているはじめを抱えて部屋に戻った。
*
「あの、先生怒ってましたが……やっぱり……だめ?」
「駄目というか、俺に怒ってた感じだよね、アレ」
「永倉さん、怒られた?」
そう不安げに聞いてきたはじめを安心させる意図もあって、昨日から作成途中の巣という名のベッドに積まれた衣服の山の柔らかなそこに置く。そうして俺も横に座って、不安で過敏になっているはじめの耳を軽く撫でた。
「というかあの先生が初心なのかなあ……でも、これが治まるまではエッチはお預けね」
「みっ……でも……」
「注射怖かった?痛い?大丈夫?」
「あの、血液検査、ちょっと……じゃなくて!でも、その、永倉さん……」
そう言われてやっぱりうちのはじめちょっと献身的過ぎるというか、教育やら躾の成果もあるだろうけども、それにしてもちょっと俺、勘違いされてる可能性すごいな、と思いながらそのまま抱き込んで巣に入る。
「俺だって毎日はじめのこと抱きたいワケじゃないよ?そりゃあはじめとヤるのは大好きだけど、別にはじめのことそういう、性欲処理の相手だなんて思ってないし」
「ミッ!?」
俺の言葉にびっくりしたように、というか混乱したようにはじめが腕の中でびくんと動く。だってさぁ、そんな。
「たまにはゆっくり寝るのも大事でしょ?」
そう言ったら安堵したようにはじめが抱き着いてきてくれた。
「ながくらさんの、匂い……ねむく、なるから、たまに、ねたくて……」
「いつだって寝ていいんだからね?」
俺に付き合わせちゃってるとこあるし、と思って抱き留めたら、はじめが笑う。
「ん。でも、もったい、ない……ながくらさん、と、そういうの、いっぱい、したい……」
あー、もう可愛い!食べちゃいたけど我慢!
「治ったらいっぱいいっぱいかまってあげるからね?」