多分疲れている、そしてお願い

拍手やブログ拍手ありがとうございます。アンデラいいですよね!
そして景望はエロ…本当にエロが好き。ありがとうございます。

何か不穏なタイトルですが、この頃睡眠時間が20時間とかなることがあって、これは睡眠ではなく昏倒…という事案が多くて多分疲れています。

そんな中ですがブログの左側にアンケートを設置しました。スマホだと画面上部の折り畳まれているメニューの中です。前にも一回やったのですが、そのあと入院して下げていたやつなんですが、サイトの改装をふんわり考えていまして(予定は未定)、皆さんどんな閲覧環境でサイトに来てくださっているのかなあというのを教えていただければと思います。
特に期限などは設けていませんので、気が向いたときにぽちっとしていただければ。
それで、スマホ・タブレット・PCすべての端末で、表記崩れやフレーム、画像の配置がおかしく見えることがあれば、拍手かブログ拍手、メールフォーム等から教えていただければと思います。

レスポンシブデザインもありかなと思っていたり、でも今の疑似フレームがとても気に入っているのもあったり、そもそも正しい構文でHTML書き直そうねっていう気持ちもあったりして、なかなかサイトの改装が進まないのですが、とりあえず皆さんがどんな閲覧環境なのか、そうしてそれでちゃんと見えているのか教えてください。安定の他力本願ですみません。
ちなみに私のノートPC、かなり古いAndroid、iPad miniは少なくとも普通に閲覧できています。とりあえず隗より始めてみたのでご報告まで。

そんなこんなです。
上にメール等でと書いたのですが、上手く追加できたのでアンケートの下にサイトの感想という名目のメッセージ欄を作りました。閲覧時の不便なところなどこちらから送っていただいても大丈夫です。
あとサイトの感想と書いたのもあるので、ご感想やこのCP読みたいよーなんていうのもお気軽に送っていただければと思います。感想いただけるとそれだけで頑張れます。そして上記と被りますがここのリンクがおかしいとか、見づらいといったところ(特にログや企画になるかと思います)があればそちらも送っていただければと思います。

生きてます

死んだように寝ちゃならねえナンバー何番か分からないくらい音信不通になるあれですが、何とか前の日記のバタバタが終わって生きています。
時世の影響で受診もオンラインというか電話というかそもそも病院行きたくないという中でいろいろあったのですが、とりあえず薬で!ってなるくらいにはこちらも先生もギリギリ感があるなあと思います。気を付けないといけません。

そういう訳でこのところは書きものの仕事を一日やっているか、プランター菜園を拡大しているかのどちらかです。あとご飯は当たり前だけど作っています。
いや、畑あるんですけどね、私嫌いなんですよ、くもの巣がね!だから夏ごろになるとネットやら支柱やらにつくそれが嫌で仕方ないので、そちらは住職に任せて私は庫裡の空いた場所でプランターを5,6個並べて菜園を作っています。昨年はハーブ系だけだったのですが、今年は久々に野菜に手を出していて、たのしい!!!ってなっています(仕事もしろ)。
仕事もしろと自分では思っていてやっていたら昨日ぶっ倒れたんですよね!これはもう駄目みたいですねってことで意識が戻ってから薬飲んで寝たら18時間くらい寝てたので、飯も食ってねえなと思いながら起きて時計を確認して水を飲んでから、多分疲れているんだなと思いました。
そういう訳で今日は仕事を倒れない程度にやったらプランター菜園の手入れとサイトのプロットの確認します!

拍手やブログ拍手ありがとうございます!頑張ります!

追記にブログ拍手コメントのお返事というかあの、3/21にとがわさんにいただいたものへの私信です。お時間あるときにでも!

最近作ったものの備忘録のメモ(衛宮ご飯制覇が主な目的)
・肉じゃが(衛宮ご飯)
・シフォンケーキ
・しらすと生わかめのパスタ(衛宮ご飯)
・卵蒸しパン
・豚肉ビール煮
・サクサクミルフィーユカツ(衛宮ご飯)
・遠坂さんの五目チャーハン(衛宮ご飯)
・ドラゴンステーキ(虚偽)(衛宮ご飯)
・さくさくスコーン(衛宮ご飯)
・サラダチキン
・鶏のみぞれ煮
・菜の花サンドイッチ(衛宮ご飯)

そのうち写真もしっかり編集したいですね。菜の花サンドイッチが美味しかったです。

続きを読む 生きてます

思考回路は(返信と更新遅延のお知らせ)

ショート寸前です、すみません。
メールなどもろもろ遅れていて申し訳ないです。シェンムイ!
ほんとにすみません、ちょっと年度初めの訳の分からないバタバタと体調云々でバタバタしていて、しかも今日結局アンデラ届かなくて(それは山だから)、ここ二日?くらいで一週間分の食事を作ったので作り置きおかずってすげぇって思いながらもはやそれを食べる暇がこの山にあるのか…という状況なので、嘘です、ただの山の普段の生活に私の脳が追い付いていなくて終いにはケーキまで焼き始めたので全く持って正常な思考回路を保てていません。
この状況でケーキを焼く意味とは…と思いながら肉じゃがを隣のコンロで煮ていたので末期というか、なにが言いたいかというと末期です!思考回路はショート寸前というかショートしているのでメールのお返事などまた落ち着いてさせてください。
今週末で区切りがつくはずなので、しかも外出もままならねえという状態でちょっとばたっとしていて、シェンムイ!とかいろいろありまくるんですが、またちょっと日曜か明日時間ができればというか、サイトの方も3月から動いていなくて。

すみません、なんかここまでワンブレスみたいになっていますね。
もうコンビニ弁当でいいよもうって一瞬思ったんですが、コンビニに行くのも面倒くさいし、時間もないし、外出控えたいしで山から下りてないです。
アン風とシェンムイとダイヒガ書く時間くれよって思うだけならタダ!思うだけなら!という感じです。
本当にもろもろすみません、いつも更新もメールもジェットコースターみたいな制御不能加減で申し訳ないです。

とりあえず今週末はこんな感じなのですみません、本当にいろいろすみません。
あとぶっ飛び過ぎたメールとかもうほんとにいろいろすみません。大丈夫です。(なにが)
日曜過ぎたらまた落ち着いてお返事や更新したいと思います。

昔書いて上げた気になっていたやつ

を、追記に。ドラマです。いわゆる半ナマなのでCPはないですが閲覧ご注意ください。上田と山田の話。
「劇場版トリック ラストステージ」のその後の話。ラストのネタバレからパンフレットのネタバレまでを含みます。ご注意って思ったけどそもそも6年前の映画でひえってなった。
あれ?上げたよね?と思ってブログを漁ったのですが、見つからず、たぶん引っ越し前のブログに上げてて、引っ越しの時取りこぼしたのかなと思うのは、映画の感想はちゃんと残っているからなんですよね。なんでだ。
この頃深夜に作業することが多くて、PCの画面をつけているのでどうしても動画を流せないから、テレビでDVDやらBlu-rayを流しています。それもなるべく頭に内容が入っているものじゃないと邪魔になるので、基本的に「衛宮さんちの今日のごはん」を一周したらトリックを一周という感情ジェットコースターな流れ。
劇場版ラストのトリックは何回見ても最後の「月光」がかかるタイミングが神懸かっていて、本当に、お母さんと上田さんの会話から前奏が流れ始めたところからぼろぼろ泣くので、めっちゃいいです…と安易にお勧めするんですが、この最後の月光の瞬間のためだけにドラマ版も全部見てください(無茶ぶり)。はるか昔、夏休みなどという概念があったころ、夏休みに一気見した思い出。

そんな感じで、ラストステージのネタバレその後。

続きを読む 昔書いて上げた気になっていたやつ

先日のバレンタイン

以前試作を上げてみたのですが、ひどくこざっぱりしてるぅ、な盛り付けだったので、衛宮ご飯の盛り付けを参考にしてバレンタインはきちんと盛り付けてみました

こんなん

試作品より混ぜ用も飾りもクルミを多めにしたら、どこから切ったらいいか分からなくなって微妙にというかかなり正方形じゃないですがまあそこは素人だからね、仕方ないね。

これ作っていてふと思い出したのですが、その前にスコーンも焼いたし、ラーズーチーも作ったし、サラダ丼も、栗ご飯も作ったし、あとタケノコグラタンはとても良かったです。灰汁抜きからしたから士郎君と同じ手順で作りましたが、美味しかったです。豚汁や唐揚げもいつもと違うレシピにしてみたしで、そうだ、衛宮ご飯の既存レシピ制覇しようとふと思っています。やってみよう。

そんなこんなのバレンタインでした。

拍手ありがとうございます。久々の更新で申し訳ありませんでした。
頑張ります!

試作

そろそろバレンタインですね、などということで試作。というよりも、三徹くらいすると作り置きや菓子類を作り始める悪癖で、試作という名の時間つぶしでした。
基本的には買ったものを贈るのですが、この頃は少しだけ体調がいいのと、徹夜のし過ぎで逆に時間が半端に余って(2時間しか寝られないならご飯作ろうっていうあれ)暇なので作ってみた。まあ試作段階なんですけども、今年は親戚宅と自宅用は手作りというか、大人しかいないのでね、こう、チョコ大量にあっても食べきれないというか、そんなんです。チョコ系の菓子を作るのはなんだかんだと久々で、しかもバレンタインとなるとたぶん学生時代に同じとこの連中に大量生産して配った以来かなあと思い返しました。男女比の関係で30個とかガトーショコラ焼いてた。最近買って済ませていたからね。学生時代はノルマだったけど、学生なのでぶっちゃけ既製品買う金よりも作ったほうが安かったという手作りチョコのドキドキを叩き壊すなと言われたおもひで。若さだなあと今回型二つ分で疲れ切ったので思いました。

ということでこんなん

クルミのブラウニーです。皿に盛って写真を撮ってみてからいくら試作品とはいえあまりに殺風景、ひどくこざっぱりしてるぅと思ってから、あ、ホイップとかセルフィユとかのトッピングしてないからだと気が付きました。こざっぱりしてるぅ…。
レシピは手元にあったものと衛宮ごはんのレシピで二つ焼いたのですが、どうだろうなあと思いつつ。
バレンタインネタも書きたいですね。(願望)

メモ

最近書いたのでBGM覚えているものメモ

・「彼岸花」(千歳×杏)
ポルノの「サウダージ」。まめこさんから感想をいただいてさらに加速したのですが、「よくある話」な千歳杏。表面だけなぞるとよくある幼馴染のちょっと不良の男の子にあこがれて…っていう過去恋の恋バナにできる内容なんだなあと気づかせていただきました。遠い…。
そして「ひとつずつあなたを知っていて さらに時を重ねてひとつずわからなく」なる杏ちゃんとか千歳杏だよなあと思いながら、千歳というよりは郷里そのものにほの暗い感情を抱いていそうな杏ちゃん。そうなんだよなあと思います。千歳というよりは、九州二翼な二人に対して、全くの共通語でしゃべり、やめたはずの兄のテニスを自慢し、完全に不動峰の方にいる杏ちゃんという存在にとって、その九州時代のすべてが「過去の恋」であり、「よくある話」なんだよなあとぼんやり思いました。

・「環状線ミレニアム」(穴熊×矢倉)
ポルノの「ネオメロドラマティック」をずっと聞いていました。(絶賛ポルノグラフィティプレイリスト日和)
アイドルの曲に疎いので「会いたかった」とかそのくらいしか思いつかなくて、穴熊くんの好きそうな曲よりも穴熊くんと相ちゃんにとっての日常、プロ棋士としての日常、アイドルとしての日常を生きる二人という感じがこの二人かなあと思いました。
「最後まで付き合おう 僕が果てるまで」のところなんかまさに、アイドルを辞めさせて奨励会に引っ張り込む穴熊くんじゃないかよと思います。
「咲こうが摘まれる 君の絶望」なんていうのがまさに、まさにですよ!プロ棋士であり、アイドルであり。そうでありながら、この二人って共通点というか、そういう職業に就いていながら、「群衆に紛れて 息を殺して」地下鉄に乗ったり、学校に行ったり、それこそステージに行くのも会館に行くのもこんな感じな気がするんですよね。
そしてラストの「咲こうともがいてる君の力」っていうのを「君の「愛して」が僕に「助けて」と聞こえた」っていう穴熊くんがあいちゃそを引き上げたと見せかけて穴熊くんもアイドルじゃなくてもいいってあいちゃそに思ってたってことは矢倉さんという人の指す将棋に救われていたのではないかな、と。

おススメの漫画2 完璧なボーイミーツガール

書きためていた日記を更新して何となく更新した気分になる第三弾です。2つほどおススメの漫画を紹介したいなあとふと思い立ったのが1年前(いくら何でも遅すぎる)。ちょこちょこ語っていたのですが、あんまりダイマすることないなあって自分のサイトを見ていて思ったので、たまには同人関係なく単純な感じでおススメの漫画を紹介する記事があってもいいんじゃないかなとゆるーく紹介第二弾。

スパイラル~推理の絆~(原作:城平京 作画:水野英多)

前も書いたのですが、私の男女カプ好きの原点です。ただ、これは原作が完璧すぎて妄想の余地がないというか、考えうる限り最上の結末を迎えるので、同人的にハマることはありませんでした。

ざっくりとしたあらすじ「主人公の鳴海歩は高校生。警察官の兄がいるが、数年前から疾走している。そのため、兄の妻で義理の姉に当たる鳴海まどかと二人暮らしをしていた。そんな中、歩は高校で結崎ひよのという女子生徒に嵌められる形で新聞部に入部させられる。そうこうしているうちに、学校では様々な事件が勃発。歩はひよのとともに兄譲りの推理力でそれらの事件を解決していく。しかし、事件が続くにつれ、兄である鳴海清隆、ブレードチルドレンといった命に関わる事件に歩は巻き込まれていく。それがひと段落した時、彼は自分の出生の秘密、兄との関係、自身の人生の意味を知る―――」

みたいな感じです。推理が基本ですが、一番は小説版の頃(歩君が中学生の頃)から続く、ボーイミーツガールの完璧な文脈こそがこの漫画の肝だと思います。
ボーイミーツガールの文脈は、「ボーイミーツガール・ボーイロストガール・ボーイミーツガールアゲイン」という三段構造が基本です。まどかさんとひよのさん(あんたとしか呼べない相手)という二人の女性に対するこの完璧なボーイミーツガールの文脈を、最後まで貫き通す姿勢は、推理小説作家さんが原作者でありながら、完璧すぎる恋愛なのです。恋愛、というよりは、愛です。そこに恋はない。
軽いネタバレなのですが、Fate/snがお好きな方は、「鉄心エンド」という単語にピンとくると思います。士郎君とは全く違うのですが、歩君は基本的に自分の存在に特段の意味を見出していないという大問題を抱えた、というか情緒何それ美味しいの、というレベルで情緒に欠けた人間なので、というかそういうふうに創られていて、「奪われるために存在している」ということに本人が自覚的なので、基本的にどの話でも「鉄心エンド」です。最初から最後まで鉄心エンドで、さらに言えばそれを彼は少しも苦に思いません。そしてそのラストに救いはありません。
よく清隆さんが一番特異で異常だと言われますが、この作品で最も異常でありながら淡々と日常をこなし、淡々と命のやり取りを続ける主人公の歩君が一番異常で、一番悲しいのだと私は思います。

これはもう本当に読んでいただくしかないのですが、好きなセリフを二つほど。

「ハレルヤ」
「ああ、あんたか」

この二つが彼が信じて失った少女へのただ一つの祈りなのです。祈りながら、孤独の中の神の祝福を祈りながら、そのすべてが自分のための救いではないと知っているという、実際「奪われるために存在している」という鳴海歩の生きざまは、本当にこの絶望と祝福を読んでくださいと言いたいです…。

おススメの漫画1 時代ということ

「環状線ミレニアム」に感想をいただいて泣きそうになりました。本当にありがとうございます!ほんっとに笑いと萌えと燃えのバランスが素敵な漫画でした。おススメです。
そんなこんなでおススメ漫画。
書きためていた日記を更新して何となく更新した気分になる第二弾です。2つほどおススメの漫画を紹介したいなあとふと思い立ったのが1年前(いくら何でも遅すぎる)。ちょこちょこ語っていたのですが、あんまりダイマすることないなあって自分のサイトを見ていて思ったので、たまには同人関係なく単純な感じでおススメの漫画を紹介する記事があってもいいんじゃないかなとゆるーく1年前の1月に考えていたのでそれを推敲してみました。

そんなおススメ1つ目。

ファンシィダンス(作:岡野玲子)

これ。実は漫画紹介しようと思った切っ掛けなんですが、一昨年の紅白の大トリというか、スペシャルがサザンオールスターズでした。平成最後の紅白で「希望の轍」でしんみり〆るのかなあと思ったら、「勝手にシンドバッド」で〆たんですよね。最高過ぎた。その時に思い出したのがこの「ファンシィダンス」でした。
前置きがだんだん長くなっていくのですが、「それにしても涙が止まらないどうしよう」という歌詞を一つの時代の区切りとして歌ったサザンですが、この平成についてファンシィダンスの主人公塩野陽平くんが「平成が始まった」ことについて言及する場面があるのです。
それはひどく無感動で、ひどく日常で、ひどく感動的で、ひどく非日常であるというファンシィダンスを貫く哲学そのものだと思うようなシーンなんです。たったの2ページそこらなんですが。

あらすじを適当に書くと、「主人公陽平とヒロインでキャリアウーマン真朱(まそほ)は互いに将来を約束し付き合っていた(1部)。しかし陽平は寺の跡取りであり、修行に行かなければならなくなり二人は離れ離れになる(2部)。はやく帰りたいと思う陽平、もうどうにでもなあれという真朱、しかし陽平はその俗世と哲学の混じり合った修行の中で一つの真理にたどり着いてしまう(3部)。そんなこんなで下山した陽平が悟ってしまいもはや現世で生きていけないことを知り、真朱はもう自分にはとどかないと別れを切り出すが…」というようなギャグマンガ少女漫画です。(ふざけてやがる)

ファンシィダンスは本当にすごくよくできた恋愛漫画だと思っていて、というのは、ラブラブとかそういうことではなくて、陽平くんと真朱さんという二人の間でぼんやりと、それでも確実に交わされる感情が着実に積みあがっていくからなんです。しかもそれは最初から互いのことを愛していていることが大前提なので、その過程を描くんじゃなくて、その愛の出処について陽平くんが修行に行って考え始めるという哲学漫画みたいな面もあるから本当によくできた恋愛漫画だと思うんです。修行というプロセスで離れ離れになるんですが、その時に二人が別々の場所で、陽平くんはお山の寺で、真朱さんはオフィスの片隅で、相手のことを考えて、相手の何が好きで、どこが好きで、だから愛しているんだとその愛の出処を探すっていう恋愛漫画としては特殊ですが個人的に一番好きな流れです。陽平くんはあっかるい(明るくて軽い)のでふとするとただ真朱さんが好きでとっとと山を下りたいだけに見えるんですが、その中で真朱さんを愛している、そしてその愛は、「世界の向こう側にたどり着いてしまった」、つまるところは真理を知ってしまった陽平にとって真朱の存在とはなんであるのか、という大きすぎる哲学があるのです。ハガレンなんかで分かりやすいあの真理と同等のものに真面目に現代人がたどり着いたうえで恋愛をするというぶっ飛び過ぎた漫画なんですが、一度真理にたどり着いてしまった陽平くんはパチンコの玉が打ち出されて跳ね返る様にさえ、その軌道線上、放物線に宿る真理を見出し始めます。外の世界は真理を知るとこんなにも輝く。こんなん付き合いきれねぇ!!と真朱さんが思うのは当たり前で、そこをどうやって恋愛に持っていくのかがめっちゃ楽しいです。いいえ私はおひつじ座の女。
真理を知って、世界の向こう側(人間ではなくなってしまう悟った人となる向こう側)に行ってしまいそうになる時に、現実世界のよすがとなるのが真朱さんだという最高にハイな愛なんですよ。
あと修行時代も楽しいよ!全体的にギャグが面白すぎるので、ギャグマンガとして楽しむこともできます。むしろギャグが秀逸すぎてすごい。
しかし、この真理とかそういうのが全くファンタジーではなく、現実世界の出来事として、普通に考えたら少女漫画か何かのような筆致で、当たり前の日常と恋愛として描かれていく軽妙さがすごいんです。

当たり前のように追記
20年前の漫画なのでいろいろと古いです!(いまさら)
ある意味業界漫画。裏臨●だぞ!と言ってみる。
個人的に好きなセリフを一つだけ

「一瞬、おたくの死にざまを見てみたい、と思った。ごめん」

修行中のこの一言がヨーヘー君への最高の賛辞なんじゃないかなあと思います。英峻うかつすぎんよー。そのあともうかつすぎんよー。たぶん陽平くんの引導なんぞ50人くらい集まっても足りんでしょう、とこれは余談ですが。
ついでにこのシーン単独だと陽平くんがただのクズなんですが、まあそこはそれ。
「御免」と謝るところに英峻のまだ人間であるところというか、ニルヴァーナに到達してしまわない、向こう側に行ってしまわないある種のまともさがあるんだと思います。

もう一つ大切な追記
わりと真面目に30年以上前の漫画なので(親の私物を読んだのが私も初めて読んだとき)、現代の倫理観や価値観にそぐわない内容がわりと頻繁に出てきます。苦手な方はめっちゃくちゃ苦手になる可能性があるので、ご留意いただければと思います。

「矢倉の囲い」が専門的過ぎて

萌えたというより燃えたので、その後の穴熊くんとあいちゃその話を追記に。
やっと正月のいろいろが終わったので、ジャンプラをまとめ読みしていたら訳のわからん読み切りの将棋漫画があって、ガチマンさんやべえなと思いながら棋譜を想像していたら「いや、これもしかしなくとも本気で考えてる?やだこの漫画こわい」となって昔取った杵柄ということで(本職は囲碁です)、そんな感じの穴熊くんの一人称な話を書いていました。
・穴熊くんの同門の先輩と師匠が捏造されている(名無しモブです)
・穴熊くんのプロとしてのスタンスが捏造されている(サーセン)
・あいちゃそがプロになります(普通に諸々やべえやつ)
これだけ書いてもヤバいことしか起こっていませんが、そんな穴熊×矢倉みたいな×みたいな+みたいなぼんやりした話を追記に。

追記:さすがにこのサイトでは需要なさすぎだろと思ったのでピクシブにも上げておきましたがピクシブでも需要があるか分からないので、気になった方はジャンプラで無料だから読んでみてね!!!

続きを読む 「矢倉の囲い」が専門的過ぎて