でもします。
というかこの二人しか読めないし書かないとか言ってましたが、本当にそうなんですよねーと軽い感じで言っていますが、普段は花京院含むスタクルと思っているのであんまりCP自体に興味がない部分もあるのですが、DIO様と花京院はなんか好きですね。
精神的にというか、関係性としては恋愛とか何とかよりも DIO 無関心の壁(←)花京院くらいでどちらからも特段の何かはないけれども認識はしている程度だと思いますが(それはCPと呼んでいいのか?)。
ただ、花京院にとっては無関心を装ったり、無関心だと偽って関わり続けた結果、低温火傷を起こしていることに死に際に気付いてくれればいいなー、と思っています。DIO様はなんにも思ってないから貫通腹パンなさるんでしょうけども……。
反射の比喩というか、反射神経の説明について昔何かで読んだのですがこんな文章でした。
「熱せられた鉄板に手が触れた時に『私は今何か高温の熱源に触れているため、すぐにそれから手を離さなければ危険である』というようなことを考えてから手を離す者は通常いないし、それでは既に火傷を負っているため遅すぎる。人は、そのような思考を経由せずに瞬間的に、無意識に手を離している」
とかなんとか。この「瞬間的に、無意識に」邪悪で危険なDIO様から離れることが出来ないままに、自分が火傷を負っていることにも最後まで気が付かないで死んだのが花京院だと思っているとかいうことをDIO花の時はよく考えます。
でもその一方で「DIOに触れていること」「触れていると危険なこと」は後々認識するから離しているのに離れ切っていないから低温火傷、のような。湿度の高い青年だなあとは思います。
それもそうなんですが、以前に書いたnotCPの「薄情薄氷」でも「あなたと私の環状線」でも書いているつもりではありましたし、これはCPだとかそういうの関係なしに、花京院典明を考える時にいつも意識して書いている部分があって、そこも影響があります。
17年の孤独、50日の青春というのが花京院を表す時によく言われるというか、その通りだと思うんですよ。生まれてから17年間、生まれつきのスタンドが誰にも理解されず、両親にも見えないし、友達もいない。法皇の結界を張る時に「真に理解できる友人」のことだけではなくて「誰かのアドレス帳」にまで言及してるんですよね、彼。そんな人現れるはずがない、というのと同時に「そういう相手がたくさんいる人が羨ましい」という願望も十二分にあったというのが入れ込まれているのちょっと残虐すぎるよなあと思う。
そういう17年間があって、だけれど50日間の「DIOを倒すというこの旅」で「初めて心が通い合った仲間だったからだ」と自分を理解してくれた、スタンドが見える友達、仲間と共に歩んだたった50日のために命を懸けたのが花京院の一番カッコイイところなんです。
だけどもここ考えると思うのが、これはいいんだが、本当にそうか?というのがいつもある、と。
その17年間の孤独と50日間の青春の間には90日間の初めての生身の人生があるんだよな、と。
エジプトでの家族旅行でDIOに肉の芽を植えられたのが3カ月前、と出発前に自分で言っていますし、実際に肉の芽があるからこその承太郎への暴挙だったワケですが、肉の芽云々関係なしにその3カ月前に50日のDIOを倒すという目的が一致して心が通い合った『スタンドが見えて、スタンドが使える仲間』に会うよりも先に『スタンドが見えて、友達になろうと言ってくれて、心の底から安心できる相手』に出会ってしまっているんだよねこのアホの子……。
それを述懐して「二度とあの惨めな自分には戻らない」「どうかしていた」「ゲロを吐く一歩手前さ」と散々な評価をDIOとの関係についてしていますが、そもそもスタンドについて、というかスタンド使いとか、スタンドという存在、『法皇の緑』、人格そのものについて目的がどうであったかは別として初めて肯定してくれたのがDIOで、舞い上がっていたからこその「どうかしていた」「惨めな自分」と言いまくるのかなあと思います。
そう思ってしまうし、自覚あるんだろうなあー……とは思ってしまう。だって多分だけどもDIOの配下で精神が一番脆弱なのどう見ても花京院だからね……まあDIOが相手を見て適切な対応していたのもあると思うんですが、DIOを見て、見るだけ、気配だけで恐怖で吐きそうになってるどころか吐いちまうの花京院だけじゃんかよ……と何度も思う。そこまでの恐怖か?というか、アヴドゥルも初めて会って感じていたのはカリスマと魅力であって恐怖じゃないからなー、とか、ンドゥールとかヴァニラ見なさいよ、そんなこと言ってたらあいつら恐怖感じるどころかマジもんのヤベー奴らじゃねぇか(常日頃から感極まってるとか、自分から首を差し出し始めるとか)。エンヤ婆とかテレンスはちょっと事情違いますからね。エンヤ婆は特に事情が事情なので。テレンスはまあ……彼自身が異常性癖なので、まあね……。
というのは冗談としても、だからスタクルメンバーの中で書く時には肉の芽の精神支配のことを考える時に「ポルナレフと花京院で差が大きすぎる」というのをよく書いているのですが、ポルナレフを見ていると花京院はむしろ恐怖で吐きそう、怖い怖い言っている割にDIOに心酔しすぎているし、肉の芽にそんな効果があるはずない、とはっきり分かってしまうから、もっと個人の事情としてDIOに対して忠誠を誓うというのとも違う感情があったんだろうなあと。アニメ版だとより詳細になっている訳ですが(テレンス戦と最期の結界前)、その人生懸けた孤独から引き上げてくれて、「安心しろ」とまで言って安心させて、周りが羨ましくて羨ましくて仕方なかった「友達」に初めてなってくれたのがDIOなんだよな、というのは否定の余地がないから頭抱えたくなるぞこのエリートぼっちが……!そんなんだから悪い人に捕まるんですよ!
というのと、ポルナレフとの肉の芽での支配されていたスタンド使いとしての比較を考えてしまいますが、むしろ彼はンドゥールの方がDIOという存在に対する感情や感覚は遥かに近いのだろうと思っていて、だからこそンドゥールによって戦線を一時離脱させられるほどの深手を負わされたのは正しかったと思う。しかもその内容が一時的に彼と同じく「視力を失う」という形なのも。
ンドゥールに承太郎は理解と敬意を示したけれども、それはだってそうだろうという、「悪には悪の救世主が必要なのだ」し、「孤独には手を差し伸べてくれる誰かが必要なんだ」よ、と考えるとンドゥールが一番近いのかなあ……などと思ってしまう。
というのはいつも考えていて、そういう90日間を無視することは花京院自身出来ないだろうし、「惨めな自分には戻らない」「どうかしていた」と否定の言葉を吐きながらも完全に否定し切ることは出来ないというか、否定し切れば自分自身を否定することになるような経験なのだろうなと思います。すごい残虐さだな、と。CPとか関係なしに人間賛歌だからこその残虐さだと思う。
バーチャルとか空想とかではなく、冗談とか物語とかではなく、それどころか精神ですらなく、生身を損なうこと、というか。生身の経験としての「孤独」を「安心感」とずっと欲しかった「友達」で埋めてくれたそれは今までの傷が塞がったことだし、それを否定すればまた自分の孤独に向き合うことになるけれど、その「恐怖を乗り越えた花京院」(とあるゲームでのとある名称にもなってますね)の恐怖ってDIOではなくて「孤独に対する恐怖」じゃないのか?とは思う。というか乗り越えて手に入れたのは「孤独じゃない」と言える精神性だろ、と。
それは初めて出来た友達無しでも孤独じゃないし、初めて出来た友達は「間違った友達」だと言い切る精神性だし、「その友達との関係は間違いだ」と言えることで、そうしてその友達を殺そうとして結果はいつも「殺される」。
精神的な苦痛ではなくて、肉体的な損傷ですらなく、もっと原始的な、生身としての傷が残る最後になるけれども、それでもその死を悼んでくれても、その死に様を称えてくれても、どうしたってその痛みには50日間の仲間と友達は誰も気づけないし、それは花京院自身も精神的には乗り越えたろうし、肉体がボロボロでも満足かもしれなくても「初めての友達に殺される」という生身の痛みと傷だけは花京院自身とそれをやった張本人のDIOだけが気付いているっていうなんというか……血なまぐさいですね(雑なまとめ)
注釈:精神と肉体と生身の傷についての違いについては個人的に比較衡量は出来ないものの、生身を傷つけることは精神と肉体を傷つけることよりも深くて原始的な傷だと個人的には思っています。誰だったか忘れたけどもレヴィナスとかラカンあたりの本を読むと分かると思うかもしれないし分からないかもしれない。
椿屋の「ミス・アンダースタンド」「いばらのみち」「螺旋階段」とか似合うよねって思う。
「間に合わせの愛」とか「私はこう思っているって誰かに知ってほしい」けれどそれに「特に理由はない」とかね。
とかなんとか言っていますが、今現在pixivに上げているようなずっと平和にいちゃついているのも自分で書く時にはスタンドとか一切ない現パロにはなるのですが、欲しくなるので書いて食べます。美味しい、甘味は必要。砂糖……。
個人的に体格差があるので、と思いつつも花京院君も十分ガタイはいいので(だってアニメ版の「花京院君?」のとこなんてもう体格良すぎて萌えなんて無理だよ……むしろDIO様の方がずっと美人でいらっしゃる)、なんかどうしたらいいのかなーとは思うけれども、なんか大型の赤毛の猫がすり寄ってくるみたいなのはよく考えます。「か ま え」的なの。いいと思う。
顔が良いから許される!って思うしDIO様も思ってそうだし、DIOも顔はいいだろ!くらい言い返しそうだけども擦り寄ってみたりしそう。あざといというよりも単に分かってるだけ。やりたいことは主に夕食の代金をワングレード上で支払わせたいとかそういうセコ院。
「DIO、君は僕がすり寄ってくるのに弱いし、更に言えば僕は一般的な高校生より顔が良い。それは織り込み済みでやっている!」
「うわ、この花京院気持ち悪いし自信過剰だろ……」
「僕だってこなことをするのは嫌だ! 君の方がはるかに気持ち悪いです! でもどうせこれで折れる! だから我慢してやっていることも評価してほしい!」
くらい素面で言って我儘を押し通そうとするせこすぎる花京院のギャグ考えたけどもギャグというより普通にやりそうだし、どうせディオに負けるんだからやめろよ……としか思えなかった。
追記
書いたけどCPというかひどすぎた。
大学生になって大学近いし幼馴染の家に居候してついでに金も出させているらしい最低な花京院君と、何だかんだでそうやってたかってくるけど住まわせてるディオ・ブランドーさん。ギャグです。