お茶(FGO・永斎・パロ)

永斎の中世から近世のヨーロッパか日本の財閥当たりのふんわりしたパロディです。この間の続き。斎藤さんがメイドというかボーイというかの立場だけども、実際問題恋人で邸にご主人の永倉さんと二人しか住んでないとかいうご都合主義展開だよ。
永斎のエロばかり書いている気がする(これはエロの一歩手前)。えろどうじんならいいってワケじゃないんですよひさめさん。
あと自分でも段々日記に上げているのが増え過ぎてサイトへの収録分かんなくなってきてるのでこのひとつ前が
許容範囲を超えたら(永斎)
ですね。永斎が増殖し続けている現実。少しずつサイトに収録していきます。ログというかデータベース化も兼ねているからしっかりしてくださいね。

永倉さんは土地でも転がしてんじゃないかなー(問題のある発言)。
不動産と言いなさい、不動産と。
斎藤さんは普通に男ですが永倉さんというか斎藤さんの趣味でロングメイド服着ています。メイド服って主人が欲情しないようにそういう恰好につくってあるんですってね。ふーーーーーーん?(ひさめさん最低だね)

この間の続きですがこの後エロになるんですね、エロはちょっと眠いから待ってくださいね。エロ同人みたいに!エロ同人みたいに!

 

お茶

「お茶……です」
「おう」

 カップの方を見て、それから書類に目を戻す。それでも視界の端に入った斎藤がものすごく不機嫌そうなのは分かったし、それ以前に「です」とか付けなくてもいいだろうに、と言ってるのに律儀なこった、と書面を一往復してから顔を上げた。

「ありがとな。終わらんから今日はもういいぞ。寝とけ」
「っ!……べつに」

 笑顔で言ったら無愛想を地で行くような態度のうちのメイドさんこと斎藤一が背を向けて足早に執務室から出ていった。

「~~~!! か~ま~え~!!」

 廊下に出て、もう寝ていいって言われたけどもと思いながら何となく掃除道具だして、だけどももう暗いし、と思いながら思わず隅っこで口に出してしまった。

「新八なんなの! もう一週間くらい構ってくれないどころかずっと仕事仕事って! 仕方ないけど!」

 このクソ広い邸にはだけれど主の新八と住み込みのメイドの僕しか住んでいない。メイドって言うかボーイ? ボーイだけどメイドの恰好してるの別に僕の趣味じゃないし! 新八がやれって言うから! べ、べつに僕の、趣味とかじゃないし、ちゃんとロングだし!!

 永倉家の次男の新八は邸と財産……というよりは事業の一部を継承してここに住んでるけども、一応ご主人様なんだけど、一応幼馴染だし、それに一応……!

「そういうアレなのに!」

 可愛くない? もしかして駄目?

「やっぱり……」

 一昨日、来てた書簡の封蝋ってあの、新八とお見合いの話あるっていうところだから、やっぱり。

「どうせメイドだし、女の子の方がいいだろうし、良いとこの御令嬢かなんかなんだろ。でも奥さん出来たら出てってやるからな。勝手にしろよ!」

 そう思ってもいないことを口にして廊下を蹴ったら人の気配がした。
 ……この邸には主の新八と住み込みのメイドの僕しかいない。だから。

「なんだおまえ、まだ寝てないのか? ていうか出てくの? なに急に」
「……馬鹿! 馬鹿っ八! かまえ!」

 かまえ! と盛大に叫んだメイドというかボーイというか、お手伝いさんというか、正確には恋人だから住み込みでいてもらっている斎藤とは、そういえば、というのも白々しいが一週間ほど仕事やら何やらでプライベートでは顔を合わせていない。とはいっても同じ邸にはいるワケで、お茶出してくれたり、料理……は半々だけども、掃除はしてくれるし何だかんだと書類整理手伝ってくれたり、気が付いたらベッドメイクしてあったりと、甲斐甲斐しくやってくれていた割に、なんだかんだと寂しがり屋の斎藤は。

「溜まってんのか?」
「ち~が~う~!!」

 そう真っ赤な顔で言ってくるのも可愛いというか、もちろんこっちだってそういうの狙って一週間放置したんだけども。

「あーあ。ご主人様この一週間忙しかったのに、メイドさんがそんな態度でいいのか?」
「っ! ちがっ」
「なんかないの? こう……あー、でもなー、使用人の我儘に付き合うのものなー、ちゃんと強請れたら?」

 そう言ってみればふるふる震えながら袖を引かれた。顔が真っ赤なうえに目許に涙が溜まっているのがいじましい。

「あ、の」
「そっちで虐めるつもりはねえから言っとくが、見合いは蹴ったからな」

 そういう点では使用人だなんだなんぞ関係なく恋人だし同居人なワケで、と手を引いて来た斎藤を軽く抱き寄せて言ってみたら、どこかほっとしたように息をついた拍子にぽろっと涙が零れてどうしようもなく可愛かったが、そのまま引っ張られて、斎藤が準備していたらしいベッドルームに連れていかれた。

「なに?」

 それでも聞いてやれば、羞恥心からか真っ赤な顔でそれでも何か言おうと必死になっている斎藤をベッドに座らせて藍色の柔らかい髪に手を通せば、震えながらその手に寄り掛かる様にして、ふと口付けてきた彼が小さく言った。

「新八……じゃなく、て……ご主人様、可愛がって、ください」
「ここでそれは反則だろ」

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