この頃いろいろ書いてはいるものの、サイトの方の更新ができなくて、ブログに直打ち以前に画像化して、ということが多いので、今年ももう二月も終わりですが、なんとかしてサイト、HTML構文をしっかりしていきたいです。
本は作っているんですが何とかしたいですね、ということで、とりあえずブログに直打ちではあるのですが永斎のカルデアでの話です。
これもタイッツーの方に少し置いていたのですが、PC整理していたらデータが出てきたんですね、自分でもよく分からないデータで驚いたんですが「エロ」「巣作り」「初めだけのデータ」と未来の私に指令が付属されていました。だから書いた(言い訳)
少しだけ年齢制限があるかもしれませんが、直接表現はありません。
生前付き合っていたけれどいろいろあって別れたいつもの設定です。そこに原田君や近藤さんや藤堂君も巻き込まれ人生お疲れ様です。
前から思っていたし自分でも困っているのだけれど、私は砂糖漬けにしないと永斎が書けないのかもしれない。砂糖まぶさないと、と思うけれどいろいろと読んでいるお互いにドライなカッコいい永斎を拝見するたび、ヤバい二人だな、とか、はじめちゃんが順調に捕まっているなと思います。申し訳ありません。
あと山南さんと沖田さんが苦労しています。昨年の新選組メンバーの皆さんとバレンタインの内容によって、なんというか新選組ってどんな組織なんでしょうね?(ひどすぎる……)
そんな感じで追記から永斎です。
夜話
「新八とえっちしたい……」
昼過ぎの食堂で、ラーメンをすすりながら唐突かつぼんやりと、死んだような目で言った斎藤に、山南は盛大に食後の茶にむせ、沖田は思わず手に持っていた箸を投げつけていた。
*
「斎藤君、その……誰もいないけれど良くないと思うというか、私たちはいるし、止めなさい」
「痛い、沖田ちゃんやめて。箸投げないで、行儀悪いな……ていうか山南先生もなんで怒ってんですか」
「それは誰でも怒ります。誰が聞きたいですか、そんな話。土方さんがいなくて良かったですね……いえ、もっと言うならば原田さんや藤堂さんがいなくて良かったです。特に藤堂さんには教育によくありません。お姉さんには分かります」
「それから近藤さんもいなくて……いっそのこといた方がいいのかなあ、もうなんというかこのところ新選組が倫理観の崩壊した組織のような扱いを受けていますから……」
じっとりと二人に言われて、死んだような目のままで、だけれどどこか赤らんだ顔で斎藤は食器を片付けてふらふらと席を立った。
……部屋に帰るために。永倉の部屋の方向のように見えたのは気のせいだろうと山南も沖田も思うことにした。
*
……事の起こりは七日前だった。
『微小特異点が発生! 場所は日本の北海道あたり! ぐだぐだではないけれどる〇うに〇心とゴールデ〇カ〇イを足して三で割ったくらいの特異点って感じ!』
『う、うわぁ……著作権って知ってる、天才ことダ・ヴィンチちゃん?』
マスターの問い掛けに笑ったダ・ヴィンチはそれを流して言った。
『北海道編というやつだね、それもあってマシュの他の同行サーヴァントはシトナイと永倉新八』
『えー? それなら土方さんも行けるのでは?』
『だから下手にそういうこと言わないで沖田さん!』
マスターの叫びも空しく、ではないのだが、ダ・ヴィンチは頷いた。
『いや、土方君は今も新選組やってるからさ、基準を満たす北海道的な要素がないみたいで……』
『無駄に細かい! でも土方さんも近藤さん来てから落ち着いてません? セイムスカイのポスターとかもいい感じでしたし、駄目です?』
『だからやめて沖田さん!』
『なんだ? 呼ばれたから来たけど?』
そこにやって来た永倉に特異点の説明をして、宇宙猫になりかけている彼に『そんなものよ』とお姉さんかつ神霊としての矜持を見せたシトナイを伴って、そのぐだぐだ以上にぐだぐだした特異点にマスターたちと彼らが行ってから、今日で七日目である。
*
「ふぁ……」
勝手に入って、怒られる、と思いながらも引き寄せられるようにキーを知っている永倉の部屋に入って、ベッドに顔から突っ込んで突っ伏す。濃い彼の匂いがして、ずっと特異点に行っていて、ほったらかしにされている訳ではないと分かりながらも持て余した熱が昂っていたのを斎藤は感じていた。
「んぁっ……だって……」
ひとりの部屋でも別に、というかそもそも毎晩毎晩ヤっている訳ではないし、と自分に言い訳するが、それでもいざ長期間いない、となるとなんだか落ち着かない。といっても一週間程度なのだが。
「だけど、だって」
カルデアに来て、生前にあった身体だけだと思っていた関係を違っていたのだと互いにゆっくり分かっていって、閉ざしていた心を開いていけば、ずっと好きで身も心も愛していた相手なのだから歯止めが利かなくなるのは斎藤の性格か。
生前だってずっと甘やかされていた。だけれどカルデアで彼と一緒に、彼に抱かれるのはずっと甘くて、甘やかで、溶けるようで嬉しくて、と考えるだけで体が火照って、そのまま操られるように斎藤は自身のスラックスをくつろげていた。
「だって、新八、いないし」
言い訳するように呟いてその香りだけで少し反応していたそこを軽く撫でれば簡単に勃ったそれを弄れば、その刺激と彼の香りにずっと溜まっていた欲が高まった。
「んっ、あっ、やらっ、らって、ちが、」
誰に対しての言い訳だろうと思いながら必死に刺激を強くしていけば、先走りが漏れて滑りが良くなった陰茎に思わず力を籠めていけば、段々と追い詰められたそこに、思わず身を折れば、永倉の布団から一層強い香りがしてぱちぱちと視界に火花が飛ぶ。
「やっ、しんぱち、だって、あいて、して……!」
「何が?」
「っ!?」
その瞬間にその当人の声がして、その上り詰めそうになった手が思わず止まった。戸口の辺りで布団にくるまる様に丸まって自慰をしていた斎藤を眺めるようにしていた永倉の姿を見つけて、彼は血の気が引くような、それでいて帰ってきた、というのを喜んでいるような、というのを見て、その当人である永倉は面白いものを見つけたように笑って近づく。
「そこ俺のベッドなんだけど」
「ここ僕の巣だから」
「意味分かんねえんだけど」
「新八、おかえり」
「……可愛いな」
手を伸ばせばシーツを掴んだまま擦り寄ってきて、そのままその『巣』とやらに引きずり込まれるのだから、そこが自分のベッドだし、そもそも帰ってきたのが自分の部屋だと分かっていても可愛いものだな、と永倉は笑った。
「いや、自分の部屋だからか」
「ん?」
「俺の部屋だってのに、そこでしっかり待ってられるのはちゃんとできて偉いって話だ」
そう言ってそのままどろどろになっている斎藤を抱きかかえて、熱源を握りこんでやれば小さく悲鳴が上がった。
「待って、ちが、だから」
「お帰りだの相手してほしかっただの言ってたのはおまえだろ? 帰ってきたんだし、相手してやるからおまえも相手しろよ」
「んっ」
そう言って抱き上げて膝に乗せて、先ほどまで自分でやろうとしていたそこを握りこんでみれば、彼は驚いたように振り返ってみたり止めようとしてみたりと忙しい。
「まって、ちがう、だから、そうじゃなくて!」
「俺がいなくて、放っておかれたと思って寂しかったんだろ。相手してやる」
甘い毒を流し込むように耳元で言って軽く撫でつければ大人しくなった彼は、こうする前から、と思えば可愛らしい、愛くるしい、と永倉は思う。
「言ってなかった俺が悪い」
「え?」
「前から言っておけばよかった。二度目があったから良かったが、もっと前から囲っておいて、出ていけないようにしておかねえと、こうやって」
「んあっ、ちょっと、まて、なんで」
「どうせ俺以外見えてねえんだし」
どんどんと堕ちていく体は『昔』からなのに、それが当たり前のように思っていたのはおかしかった、と。そのままの関係なんてあり得なかったのに、それに、言葉にして、体をつなげて伝えた今の方がずっと可愛らしい、と。
とろんと欲を吐き出して凭れ掛かってきた彼を抱き留めてそのまま押し倒す。
「疲れたならもう寝るか? やる?」
「やりたい、新八が嫌じゃなかったら」
「んなワケねえだろ」
こんなところでまで今でも遠慮がち、というよりは自信がなさそうな彼にどうやって愛情を伝えようと思いながら彼は口付けて笑った。
*
「そ、いえば……山南先生と沖田ちゃんに……」
「あー、そうだな。左之助と平助、それに近藤さんも来たし……ていうかおまえ、気付いてなかったのか?」
「……は?」
「いや、左之助とかは特に……平助はさすがに知らんだろうけども、俺も左之助が密偵だったとは知らなかったが、それにしたってそこは知ってたというか、おまえバレてたぞ。それなのに上手くいってなかったのは俺が駄目だったんだけど」
「あの……何言って?」
「だから土方とか馬鹿にしてくるんだし……でも近藤さんは隊と沖田に土方にとそっちしか興味ねえし、それでも俺にはなんか悪いことしたと思ってるみてえだし、おまえにもいろいろ損な役回りさせたって自覚あるのは土方よりやっぱマシだよなあ」
「なに、言って……?」
ピロートークというには具体的すぎる永倉の言葉に混乱、というよりは頭の上に疑問符を浮かべた斎藤に、永倉は言った。
「あ? カルデアに来た後続の連中にも今も俺ら付き合ってるし、前の時と違ってちゃんとやり直してるからって言っといてるって話だが?」
「!?!?!?」
唐突に知らされたことに斎藤は声にならない悲鳴を上げたが、永倉はどこ吹く風と言うように続ける。
「カルデアの風紀とか俺どうでもいいし」
やっと斎藤を捕まえたのだし、と。