あとがきのようなもの
昨年末に「そういやスタクルアニメから10年かー」と考えたのと、ちょっとウザいくらい好きだから面倒なので「花京院が好きだ」と黙っていたのがバレたのでもういいやと開き直って改めて考えました。
考えたけども花京院の話を読むのは好きでも自分で出力すると「花京院は死ぬ」っていう結論からどうしたもんかな、というのが大きくて、でも結果的に死ぬとしても死ぬまでの過程でどうなっていくのか、というのを言語化してみて納得できた最初の話がこの短編連作でした。
スタクルメンバーと一個ずつ会話している感じで、タイトルは死んだのが冬だからなあ、というのと自分に薄情になれても嫌いじゃないと言えるくらいにはなれたんだろうなという気持ちで。
背反しているようで案外収まっている、やっぱり好きだな、死んだけど死んでほしくなかったけど、死ねたからカッコいい高校生ですね、彼は。
2024/12/10 「薄情薄氷」
2025/2/21 サイト収録