寂しい

何か適当な理由を付けて宇佐美にメールをしようとして、俺は思わず舌打ちした。
大学のだだっ広い食堂でそれを聞いていた者などいない。
理由もないのにメールをしていい関係は、もう終わっていると知っていた。
部隊長とオペレーターがいつの間にかただの‘知り合い’になっているのを、俺は知っていた。知っていたのにそれでも何か言えば、きっと彼女は嫌な顔一つせずに付き合ってくれるのも知っていた。
そうやって無条件に優しくされる方がよっぽど無様だとも知っているのに。

手を伸ばすことすらできない
取り残された迷子のように「寂しい