蜜柑むいてくれるタイプの道満
蜜柑をむいてくれる道満タイプ1
「我がマスター、我が姫君の食べる大柑子。丁寧にむいて差し上げましょう」
「道満早くー、筋とかいいからさーみーかーんー」
「年頃の姫君が食べるのですから、ほらこの通り」
「……!?どうやって手で飾り切りに!?こっわ……」
「なんでちょっと引いてるんですか、折角綺麗にむいて切って差し上げたのに」
蜜柑をむいてくれる道満タイプ2
「我がマスターは少し頭が足りないのですね。白い筋に栄養があるのですよ」
「えー、だって引っ掛かるから取って食べるタイプなんだよってちょ、それ私の蜜柑なんですけども!?」
「ですから、蜜柑というのこうしてむいて」
「豪快だな、爪突き刺さってんよ!?」
「適当に食べるのですよ、白い筋も栄養がありビタミンも豊富。良い食べ物です」
「それ最後の一個だった……」
「存じておりますが?」
「エミヤと頼光さんと式部さんに言いつけてやるー!(※最後はお手紙)」
「的確な人選!」
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蜜柑むいてくれるタイプの陰陽師。
2021/8/23
2022/5/6 サイト掲載