神尾アキラ
スピード命で、ハンドガン・サブマシンガンなど軽量なものを使う。スーツの時は袖に小型の改造銃を仕込んでいる。体術も得意。杏ちゃんの護衛を任されることが多い。任されるというか、買って出る。何だかんだで強いので、杏ちゃんに怪我を負わせたことはないし、面倒見がよく幹部の中では人当たりもいいので案外適役と言われている。
『殺さず』を一番貫くのは多分神尾。貫けるのが神尾とも言う。麻酔銃も一つは持っているかもしれない。『虎と戦う時用』、と森に渡された。虎の件は別に信じてはいないが、馬鹿みたいに強い薬が入っていて、定期的に詰め替えられているのだけは知っているので絶対使わないが。
森のようなヘビースモーカーではないが、週に一度か二週に一度は、邸宅で杏ちゃんの見ていない時orいない時に煙管で煙草を吸う。常習性はない。理由は、煙草が不味いのを確認すると、まだ生きている感じがするから。
杏ちゃんには一目惚れしたというかなんというか。初めて見た時嗅覚に近い感覚でこれは相当できる女史だな、とは思った。
香水はサムライ。香港で売ってるのか、と考えましたがそこは、まあ…。爽やかな感じ。サムライ以外は持ってない。礼儀作法の一環としてつけているから減りは少ない。変なところで骨董好き。煙管も古いものを使っている。茶壷とかで杏ちゃんと話が合う。
詮索はしたいがしたくないという。聞いてしまったら引き返せないような気がするというのと、詮索した時自分を止める自信がないから。
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